スクエニHD、アミューズメント事業と出版事業の大幅な増益で営業利益159億円 令和2年3月期第2四半期決算

スクエニ

アミューズメント事業では店舗運営が好調に推移し、出版では電子書籍形式の販売が大幅増。9月配信の『DQウォーク』も好調なスタートを記録。

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスは、令和2年3月期第2四半期決算を11月7日(木)に発表した。当期連結累計経営成績は、売上高1207億6200万円(前年同期比8.2%増)、営業利益159億1800万円(同62.9%増)、経常利益156億900万円(同6.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は109億6900万円(同32.0%増)だった。

スクエニ決算

経営成績に関する説明

デジタルエンタテインメント事業
当第2四半期連結累計期間の家庭用ゲーム機向けタイトルに関しては、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』や『ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター』のNintendo Switch版やXbox One版などを発売したが、前年同期に新規大型タイトルの発売があった影響で、前年同期比で減収となった。また、前期に発売した新作のリピート販売が弱かったため、営業損失となった。

HDゲーム

スマートデバイスやPCブラウザなどをプラットフォームとするコンテンツは、『ロマンシング サガリ・ユニバース』の好調に加えて、2019年9月にリリースした『ドラゴンクエストウォーク』が好調な出足を切ったことで、前年同期比で増収増益となった。

スマートデバイス

多人数参加型オンラインロールプレイングゲームは、『ファイナルファンタジーXIV』拡張パッケージの発売と、それに伴う課金会員者数の増加で、前年同期比で増収増益となった。

スクエニMMO

上記の結果、売上高は854億600万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は166億8600万円(同33.0%増)となった。

アミューズメント事業
アミューズメント機器で新規タイトルの発売がなかったが、店舗運営が好調に推移したことで、前年同期比で増収増益となった。

上記の結果、売上高は228億2200万円(前年同期比11.2%増)、営業利益13億3000万円(同83.3%増)となった。

アミューズメント

出版事業
当第2四半期連結累計期間は、マンガアプリの『マンガUP!』を含む電子書籍形式の販売が大幅に増加。紙媒体の販売も好調に推移したことで、前年同期比で増収増益となった。

上記の結果、売上高は90億6400万円(前年同期比42.3%増)、営業利益は32億1100万円(同87.2%増)となった。

スクエニ出版

ライツ・プロパティ等事業
自社コンテンツの新規キャラクターグッズなどの投入があったことで、前年同期比で増収増益となった。

上記の結果、売上高は45億1100万円(前年同期比35.3%増)、営業利益は6億3100万円(同112.9%増)となった。

ライツ

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1207億6200万円(前年同期比8.2%増)、営業利益159億1800万円(同62.9%増)、経常利益156億900万円(同6.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は109億6900万円(同32.0%増)となった。

関連サイト

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス公式サイト
令和2年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月期第2四半期決算説明会資料

スクエニ