運営移管を受けたゲームサービスが堅調な推移をみせるも、コミック・電子書籍の売上がそれを上回る好調さ。当期は伸び率の高い電子書籍に注力。
株式会社エディア（以下、エディア）は、2020年2月期第3四半期決算を1月14日（火）に発表した。当期連結累計経営成績は、売上高18億5100万円（前年同期比34.6％増）、営業損失1億4800万円（前年同期は4億851万円の営業損失）、経常損失1億6400万円（前年同四半期は4億3211万円の経常損失）、親会社株主に帰属する四半期純損失1億7500万円（前年同四半期は8億7179万円の親会社株主に帰属する四半期純損失）だった。
経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間のゲームサービスについては『アイドルうぉーず』など運営移管を受けたタイトルにより売上が堅調に推移したが、収益率の低い5タイトルを閉鎖したため、売上高は減少した。
ライフエンターテインメントサービスでは、AppStore、Google Play向け本格ナビゲーションアプリ 『MAPLUS キャラdeナビ』において、アイドルグループNMB48より白間美瑠氏と山本彩加氏、山田寿々氏のボイスコンテンツと、アニメ「とある科学の超電磁砲T」の登場キャラクターより「御坂美琴」「白井黒子」のボイスコンテンツを追加するなど、再成長に向けた施策を継続している。
また、新規事業としてマンガ動画プロジェクト「ミルコミ」を立ち上げ、マンガ動画関連事業に参入。YouTubeチャンネル『Cawaiiカレッジ！（カワイイカレッジ！）』『アリエネス』『ココロデイズ』の配信を開始した。
株式会社ティームエンタテインメントにおいては、前期に立ち上げた女性向けCDレーベル「MintLip（ミントリップ）」より「DIG-ROCK（ディグロック）」シリーズが堅調に推移し、CD販売に加えてグッズ販売も好調で利益に貢献した。
株式会社一二三書房においては、ライトノベルをコミック化した「千のスキルを持つ男 異世界で召喚獣はじめました」をはじめとして電子書籍販売が好調であり、業績拡大に大きく貢献した。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は18億5112万円（前年同期比34.6％増）、営業損失は1億4890万円（前年同期は4億851万円の営業損失）、経常損失は1億6446万円（前年同四半期は4億3211万円の経常損失）、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億7571万円（前年同四半期は8億7179万円の親会社株主に帰属する四半期純損失）となった。
