セガゲームス、『龍が如く ONLINE』のIPライセンスアウト契約を台湾のゲーム会社と締結

『龍が如く ONLINE』を台湾、香港、マカオで事業展開。セガゲームスは今後も世界に向けて「龍が如く」シリーズの展開を進める。

株式会社セガゲームス(以下、セガゲームス)は、自社で開発、運営するスマートフォン及びPC向けゲーム『龍が如く ONLINE』について、台湾のゲーム会社SOFTSTAR ENTERTAINMENT Inc.(以下、SOFTSTAR)の子会社であるLoftstar Interactive Entertainment Inc.とIPライセンスアウト契約を締結し、SOFTSTARにより台湾、香港、マカオにて事業展開を開始することを発表した。

龍が如く ONLINE

『龍が如く ONLINE』は、「大人向けのエンタテインメント作品」をコンセプトに、巨大歓楽街に生きる熱き男たちの生き様を描いた作品で、累計出荷本数1200万本超を記録した家庭用ゲーム「龍が如く」シリーズの正統続編となるゲームアプリで、日本国内では2018年11月よりセガゲームスがスマートフォン及びPC向けにサービスを提供しており、2019年12月末に200万アカウントを突破している。

SOFTSTARは、1988年の設立以来、台湾、香港、マカオの繁体字圏において、PCや家庭用、スマートフォン向けゲームの開発や販売事業、映画、テレビドラマ、マンガなどのIPマルチライセンス事業、マーチャンダイズ企画、販売など、ゲームを中心としたエンタテインメント関連事業を幅広く手掛ける企業。

特にゲーム事業では、スマートフォン向けヒット作品の運営実績を持つほか、PCや家庭用ゲームのマルチプラットフォーム展開、ゲームを原作としたアニメを手掛けるなど、IPの育成においても成果をあげている。

今回の『龍が如く ONLINE』に対しての取り組みについては、SOFTSTARが現地版の企画開発から運営までを担当。

セガゲームスは、SOFTSTARがこれまで担ってきた繁体字圏でのゲーム事業や、ゲーム作品をもとにしたIP育成実績といった豊富な知見により『龍が如く ONLINE』現地版が台湾、香港、マカオのゲーム市場で広く受け入れられ「龍が如く」IPの伸長につながることを期待している。

セガゲームスでは、グローバル化が加速するゲーム業界において、開発スタジオと販売拠点を世界中に置き、各地の市場環境にあわせてゲームや関連事業を展開しており、「龍が如く」シリーズに関しても海外市場への進出を積極的に進めている。すでにリリースされている北米版は、日本の裏社会を舞台としながら北米のレビューサイトで高く評価されるなど、作品自体の魅力が理解され海外でプレイヤーの獲得が進んでいる。

セガゲームスとSOFTSTARの合意は海外展開における取り組みの一環であり、繁体字圏をはじめ、今後も世界中のより多くの人に対して、シリーズ作品を提供していくとのこと。

関連サイト

株式会社セガゲームス公式サイト
SOFTSTAR ENTERTAINMENT Inc.公式サイト