ブシロード、舞台関連事業を強化 劇団飛行船とソプラティコを子会社化

ブシロード

劇団飛行船とブシロードIPを活用した舞台を共同企画するなど、今後グループにとって重要な機能になると判断したことから子会社化を決定。

株式会社ブシロード(以下、ブシロード)は、2020年1月27日開催の取締役会において、株式会社劇団飛行船(以下、劇団飛行船)と株式会社ソプラティコ(以下、ソプラティコ)の2社を、子会社化することについて決議し、これを発表した。

劇団飛行船

ブシロードはIPを軸に、アニメやゲーム、音楽、イベント、MDなど、さまざまな事業展開を行なうIPディベロッパー戦略を推進している。近年は、立ち上げを行なった舞台発のオリジナルIP「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」を皮切りに、今後IPプロデュースにおける舞台の役割はますます重要になるものと認識し、2019年9月30日に劇団飛行船と資本業務提携契約を締結した。

その後、ブシロードのIPを活用した新たな舞台を共同で企画するなど、劇団飛行船の事業は、ブシロードにとってグループの重要な機能の一部になると判断し、シナジーを加速させるため、子会社化を発表。

ソプラティコに関しては劇団飛行船社の親会社で、同社の発行済株式の100%を保有している。ブシロードはソプラティコの子会社化を通じて、劇団飛行船を子会社化する。

また、ソプラティコはフィットネスクラブ事業を行なっており、ブシロードのグループ事業であるアニメやゲーム、音楽、プロレス、格闘技などを掛けあわせた業態やスタジオプログラムを開発。ブシロードは、それらをB2B、B2Cにサービスを提供することで、ブシロードグループのライブIPセグメントのサービスを拡充できると判断したとのこと。

本件に関して、ブシロードの業績に与える影響は軽微であるが、将来的には企業価値向上に寄与する提携と見込まれている。

関連サイト

株式会社ブシロード公式サイト

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