グリー、既存タイトルの配信エリア拡大と新作ゲーム1本をリリース 営業利益は19億円 2020年6月期第2四半期決算

グリー

営業利益は前年同期比22%減も業績予想を上回って着地。今期は海外展開の強化やファンコミュニティの拡大など、収益力の向上に尽くす。

グリー株式会社(以下、グリー)は、2020年6月期第2四半期決算(連結)を2月3日(月)に発表した。当第2四半期連結累計期間のグループ業績は、売上高322億3500万円(前年同期比10.2%減)、営業利益19億9100万円(同22.8%減)、経常利益31億2400万円(同5.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益35億3600万円(同58.0%増)となった。

グリー決算 サマリー 決算概要

経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間においてグリーグループは、主力とするゲーム・エンタメ領域において、既存のスマートフォン向けアプリゲームの長期運営体制による収益安定化及び海外展開による収益力向上に取り組むと共に、新規アプリゲームの開発を進めてきた。

それにより、新規アプリゲーム1タイトルをグローバルリリースしたほか、既存アプリゲーム1タイトルの展開エリアを拡大した。

ゲーム事業

今後は来期以降に『Heaven Burns Red』や『アサルトリリィ Last Bullet』といった、現在開発中のタイトルを配信する予定だ。

Heaven Burns Red アサルトリリィ Last Bullet

ライブ事業では、株式会社クラスターとの資本業務提携を締結した。

ライブ

広告・メディア事業では、「aumo」が株式会社西日本新聞社と提携し、地域情報発信メディア「ファンファン福岡」を軸とした共同事業を展開した。

広告メディア

また当第2四半期連結累計期間において、自社の出資ファンドが保有株式を売却したことによる投資事業組合運用益9億7100万円、及び自社保有株式を一部売却したことによる投資有価証券売却益25億2900万円を計上している。

関連サイト

グリー株式会社公式サイト
2020年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年6月期第2四半期決算説明会資料

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