Nateeは調達した資金を使い経営基盤とセールスを中心とした人材採用を強化。「Heart Driven Fund」は資金に加え経営や事業をサポート。
株式会社アカツキ（以下、アカツキ）は、自社の投資プロジェクト「Heart Driven Fund」を通じて、株式会社Natee（以下、Natee）に出資したことを発表した。
（写真左から）
アカツキ「Heart Driven Fund」 パートナー 石倉壱彦氏
Natee 取締役 COO 朝戸 太將氏
Natee 代表取締役 小島領剣氏
アカツキ「Heart Driven Fund」ヴァイスプレジデント 熊谷祐二氏
Nateeは2018年11月に創業し、“人類をタレントに！”をミッションに、「TikTok」に特化したタレントマネジメント事業と所属タレントを活用した広告事業を展開する企業。2020年1月には「TikTok」と公認MCN（マルチチャンネルネットワーク）契約を締結し、MCNプラットフォームを活用した緻密なデータ分析に基づいたクリエイティブの制作に注力している。
また、動画アクセス解析ツールの開発も行なっており、スマートフォンや「TikTok」に特化したコンテンツ広告制作、タイアップ広告、ダイレクトパフォーマンス広告の運用や分析を得意としている。さらに、独自のタレントアサインツールによって、コンテンツや商材ごとに適切なインフルエンサーをアサインし、広告効果の最大化をはかっている。
今回の出資に関しては「Heart Driven Fund」がインフルエンサーを中心とするファンビジネス分野に注目していること、Nateeが「TikTok」に特化し、解析ツールを自社開発するなど、徹底的なテクノロジー／データドリブンを実現する強みに魅力を感じたことなどから決定した。
今後、Nateeでは今回調達した資金を使い、経営基盤を強化。それに加え、セールス人員を中心とした人材採用にも力を入れ、より多くの企業への「TikTok」を活用した広告提案の実施、プロモーション戦略立案から企画、運用、分析まで、クライントと伴走しフルサポートできる体制の構築を目指していく。
アカツキの「Heart Driven Fund」からは、資金面に加え、ハンズオン体制で経営や事業面におけるサポートを行なっていく。
