楽天、ハリウッド進出作品の第1弾となる映画『BEAST』を発表

Robert Ascroft

映画事業参入発表から半年で初タイトルを発表。主演は映画「デッドプール」のヴァネッサを演じた女優モリーナ・バッカリン氏に決定。

楽天株式会社(以下、楽天)は、ハリウッド進出作品の第1弾として、映画『BEAST(原題)』の制作発表をした。

監督は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』などのヒット作を手掛けたエスペン・サンドベリ氏に決定し、2020年3月末よりニュージーランドで撮影を開始する。

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(C)Robert Ascroft

楽天は、2019年にアメリカを拠点とする映画会社The H Collective, Inc.との合弁により、映画製作会社「Rakuten H Collective Studio株式会社」を設立し、映画製作事業への参入を発表していたが、その初作品が今回発表された『BEAST(原題)』となる。

この作品は、突然起きた飛行機事故によって、南太平洋の無人島にたどり着いた女性が、サバイバル生活を繰り広げるという物語で、愛する子どもたちのもとへ戻るため、心に抱える闇や、想像を絶する恐ろしい現実に立ち向かっていくというサバイバル・スリラー作品だ。

主役の女性役には、映画「デッドプール」シリーズでヒロインのヴァネッサを演じた女優モリーナ・バッカリン氏が演じるとのこと。

この発表に関して、The H Collective, Inc.の製作担当プレジデントであるシェリル・クラーク氏と、監督を務めるエスペン・サンドベリ氏からコメントを寄せられている。

The H Collective, Inc. 製作担当プレジデント シェリル・クラーク氏
「監督のエスペンは、『あらゆる困難に立ち向かう』という、サバイバル映画に不可欠な要素を愛するストーリーテラーとして、素晴らしい経歴を持っています。私は彼ほどの情熱と明確なビジョンを持った映画監督には会ったことがありません。監督と私は、最初の顔合わせの時点でモリーナに強く惹かれてしまいました。彼女だからこそ、ジェシカの壮絶な人生を表現できると期待しています」

監督 エスペン・サンドベリ氏
「私にとってこの作品は、自らのために闘う勇気と強さを見出し、これまで抱えていた被害者意識から自分を取り戻す女性を描いた物語です。心理的にも身体的にもサバイバルストーリーであり、観客を魅了し興奮させるだけでなく、インスパイアさせることができるものになると確信しています。『BEAST(原題)』は、ホラー、スリラー、アクション、ヒューマンドラマを掛け合わせた新しいジャンルを作ります。強い女性像と大切なテーマを描いた、今の時代にこの上なくぴったりな作品です!」

(C) Rakuten H Collective Studio

映画概要

タイトル:BEAST(原題)
製作:Rakuten H Collective Studio株式会社
配給:Rakuten Distribution株式会社
監督:エスペン・サンドベリ
主演:モリーナ・バッカリン

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