CERO、一時的な全業務休止を発表 4月8日~5月6日の期間で

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ゲームソフトのレーティング審査を行なうCEROが新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言を受けて業務の休止を決定。

特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構(略称、CERO)は、新型コロナウイルス感染症の拡大による政府の緊急事態宣言や、東京都知事の外出自粛要請を受けて、審査(審査中のものを含む)をはじめとする全業務を、4月8日(水)より5月6日(水)まで休止することを発表した。

CERO 審査 休止

CEROは2003年11月に、東京都から特定非営利活動法人(NPO法人)として認証された団体で、一般市民やユーザーに対して、ゲームの選択に必要な情報の提供、青少年の健全な育成、社会の倫理水準を適正に維持すること、などを目的に設立された。

具体的には、ゲームソフトの年齢別レーティングなどを行なっており、レーティング審査で公正を期すため、特定の会社や団体などに依存することなく、独立した形態で運営されている。

今回の業務休止は、緊急事態宣言や外出自粛要請の発令を受けて決定したもので、CEROでは外部審査員が事務所で審査を行なうことが普通となっており、機密情報、セキュリティの問題から在宅で行なうことが難しく、休止期間はすべての審査が中断となることが告知されている。

休止期間中は事務所は閉鎖され、郵便物や宅配便など、審査資料の受付もできなくなるという。

5月7日(木)以降の再開情報については、改めて公式サイトで発表するとのこと。

関連サイト

CERO公式サイト

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