LINE MUSICやLINEマンガなどのコア事業で売上増加。戦略事業ではLINE FRIENDS店舗の運営自粛で収益減。
LINE株式会社(以下、LINE)は、2020年12月期第1四半期決算(連結)を4月28日(火)に発表した。連結累計経営成績については、売上収益589億6800万円(前年同期比6.6%増)、営業損失43億5600万円(前年同期は78億9200万円の営業利益)、四半期損失105億7400万円(前年同期は107億1800万円の純損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失82億8300万円(前年同期は103億1400万円の損失)だった。
経営成績に関する説明
コア事業では広告サービス、コンテンツ及びコミュニケーションサービスを行なっており、売上収益188億円(前年同期比4.0%増)を計上した。
コンテンツでは、LINE MUSICとLINEマンガの決済高が堅調に増加したことで売上は103億円(前年同期比8.9%増)となった。
コミュニケーションに関しては、新年スタンプの販売好調だったこと、スタンプのレコメンと機能強化やホームタブのデザイン変更によるスタンプショップへのトラフィック増加により、売上78億円(前年同期比4.5%増)の増収となった。
戦略事業は、LINE PayサービスなどのFintech、AI、Friends、Eコマースの事業を行なっており、国内外におけるLINE FRIENDS店舗の運営自粛の影響などで売上が減少した。
関連サイト
LINE株式会社公式サイト
2020年12月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年12月期第1四半期決算補足説明資料