新型コロナウイルス感染症の影響で、安全確保が困難であることから中止を決定。2021年2月開催予定の「ワンフェス2021[冬]」は開催時期を再設定。
株式会社海洋堂が主催する日本最大級の造形イベント「ワンダーフェスティバル(以下、ワンフェス)」は、新型コロナウイルス感染症の拡大と緊急事態宣言の状況などをふまえて、2020年11月1日に開催を予定していた「ワンダーフェスティバル2020[秋]」を中止することを5月11日に発表した。
「ワンフェス」は、プロやアマチュアを問わず、自分で制作したキットを展示、販売する場所としてはじまったイベントで、1984年のプレイベントに参加したディーラーはわずか10組だったが、それから20年以上にわたって開催され続けてきたことで、5万人以上の来場者が集めるイベントに成長している。
2020年2月9日に行なわれた前回の「ワンフェス2020[冬]」では、新型コロナウイルス感染症の影響があったにもかかわらず、ディーラー数2050組、入場者数48888人が参加していた。
2021年に開催予定の「ワンフェス2021[冬]」に関しては、開催可否を含めて検討したのち、公式サイトなどで発表するとのこと。
【お知らせ】新型コロナウイルスの感染拡大、緊急事態宣言の状況などを踏まえまして、WF2020[秋]の開催を中止とさせて頂きます。
ご出展、開催をお待ち頂いておりました皆さまに心からお詫び申し上げます。https://t.co/s4j1adySV2— ワンダーフェスティバル公式 (@WF_officialinfo) May 11, 2020