主力の日本語女性向け「アバター型」と「読み物型」の売上が減少。男性向けアプリ『六本木サディスティックナイト』の売上は増加。
株式会社ボルテージ(以下、ボルテージ)は、2020年6月期第3四半期決算(連結)を5月11日(月)に発表。当四半期の連結業績については、売上高47億7368万円(前年同期比11.8%減)営業損失2億953万円(前年同期は営業損失1億1451万円)、経常損失2億733万円(前年同期は経常損失1億3297万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失2億5168万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億4178万円)となった。
経営成績に関する説明
ボルテージグループは、「日本語女性向け」「英語女性向け」「男性向け」「リアイベ」「電書・動画」の5区分で事業を運営している。
当第3四半期連結累計期間においては、「男性向け」と「電書・動画」が増加したが、「日本語女性向け」「英語女性向け」などが伸びなかったことで、売上が減少した。
費用に関しては、売上減少による販売手数料や、採用抑制等に伴う労務費、オフィス減床による賃借料など、全体的に減少した。
セグメント毎の業績は以下。
日本語女性向け
「読み物型」「アバター型」「カード型」「声優型」のコンテンツを展開している。
主力の「アバター型」と「読み物型」が減少したことで、売上高は28億7219万円(前年同期比14.4%減)となった。
英語女性向け
英語女性向けは「Love365」「Lovestruck」などを展開している。当期は、主に「Love365」が減少した影響で、売上高は10億5736万円(前年同期比16.8%減)となった。
男性向け
主に『六本木サディスティックナイト』が増加したことで、売上高は7億6098万円(前年同期比5.2%増)になった。
リアイベ
イベント・ライツ展開が減少したことで、売上高は6322万円(前年同期比2.2%減)となった。
電書・動画
電書・動画は電子書籍(「KISSMILLe」)及びコンシューマー展開(Nintendo Switch向けコンテンツ)が該当する。
主にコンシューマー展開が増加した影響で、売上高は1991万円だった。