人気作品の集中配信や積極的なマーケティング活動などにより収益増加。当期は新型コロナウイルス感染症による大きな影響はなし。
株式会社Amazia(以下、Amazia)は、2020年9月期第2四半期決算(非連結)を5月11日(月)に発表。当第2四半期累計期間の売上高は34億1428万円(前年同期比159.7%増)、営業利益は5億2891万円(同192.6%増)、経常利益は5億2420万円(同220.4%増)、四半期純利益は3億5711万円(同181.3%増)となった。
![Amazia決算](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/05/529826003cf6aab417e564d72dcf9498-500x77.jpg)
![Amazia 業績概要](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/05/5d882bd2a15f993e5e0ce8459ca8500a-500x349.jpg)
経営成績に関する説明
Amaziaは、マンガアプリ『マンガBANG!』の主力コーナー「フリーミアムモデル(※)」のコーナーにおいて、旧作を中心にマネタイズを行なっている。それにより、出版社との信頼関係を深めて、大手出版社の人気作品の配信数を増やし、他社サービスとの徹底的な差別化を進めた。(※基本的なサービスは無料で提供し、一部の機能を有料で提供するビジネスモデルのこと。)
人気作品の集中配信や積極的なマーケティング活動を行なったことで、アプリでマンガを楽しむユーザーが増加し課金収益KPI、公告収入KPIが堅調に増えていった。
利益面については、課金収益と広告収益のセールスミックスの変化や、課金収益に占める大手出版社比率の増加により、版権料といった仕入高率が増加したことで、売上総利益率や営業利益率が当初計画通りに低下したものの、売上が増加したことや固定費の回収が進んだことで、利益は増加した。
![Amazia 利益推移](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/05/5bf09b6ab6f31006a7fd0b6ed5d1d689-500x352.jpg)
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響は、新規事業の開発なども含めて当期には大きく影響していない。
![Amazia コロナウイルス 影響](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/05/fda1ad2b62cc0b6b19f24889e9cc2ac6-500x351.jpg)
関連サイト
株式会社Amazia公式サイト
2020年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年9月期第2四半期決算説明資料