既存タイトルの安定運用と2019年9月リリースの『スクスタ』が売上高へ寄与。
Klab株式会社は、2020年12月期第1四半期決算(連結)を5月12日(火)に発表。当期連結累計期間については、売上高72億2000万円(前年同期比14.7%増)、営業利益3700万円(同90.4%減)、経常損失8300万円(同経常利益4億300万円)、親会社に帰属する四半期純利益1億3400万円(同四半期純利益2億9600万円)となった。
![Klab決算](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/05/5752302c2f49106d97dc3ea184bcaa0e-500x85.jpg)
![Klab パイプライン](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/05/a0ac6b2148c7068c41eceb24af5427e7-500x345.jpg)
経営成績に関する説明
既存タイトルの安定運用及び 『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(以下、スクスタ)』が寄与したことで、第1四半期の売上高としては高水準を記録した。
![Klab四半期推移](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/05/437ba17bac20c75b48dc74de5e31655f-500x344.jpg)
前四半期比では『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の全世界配信2周年記念キャンペーンが好調だったため、その反動により利益が減少している。
あわせて、売上総利益が減少しているが、前期で『禍つヴァールハイト』を減損したことによる減価償却費の減少と、『スクスタ』の初期プロモーション費用が減ったことで、前四半期から営業利益が改善した。
![Klab 費用推移](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/05/b0e509a5575ac1851d01889c7ee0bf48-500x345.jpg)
新型コロナウイルス感染症の影響については、主要タイトルの一部のKPIで、例年に反して増加率が向上し、外出規制による巣ごもり需要が発生している可能性があるが、キャンペーン及びイベントの開催なども増加の要因として考えていることから、収益増の要因として断定していない。
また、開発体制への大きな影響もないが、今後の情勢や取引先、業務委託先の状況によっては、開発やアニメ放映などで遅延の発生が想定できることから、引き続き状況を注視していく。
![Klab コロナ](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/05/e38fad57abb86b405d30ddd32982ee16-500x344.jpg)
関連サイト
Klab株式会社公式サイト
2020年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月期第1四半期決算説明資料2020年12月期第1四半期決算説明資料