日本一ソフトウェア、『ディスガイア RPG』などの貢献で利益増 営業利益4億円 令和2年3月期決算

日本一ソフトウェア

『殺人探偵ジャック・ザ・リッパー』など複数ゲームタイトルを発売し、販売本数が堅調に推移したことで利益増。一部タイトルは発売スケジュールを修正。

株式会社日本一ソフトウェア(以下、日本一ソフトウェア)は、令和2年3月期決算(連結)を5月15日(金)に発表した。当期の業績は、売上高33億3112万円(前年同期比26.4%減)、営業利益4億6011万円(同7.9%増)、経常利益4億8618万円(同8.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2億6924万円(同8.3%減)となった。

日本一ソフトウェア 決算

経営成績に関する説明

パッケージタイトルでは、『殺人探偵ジャック・ザ・リッパー』や『じんるいのみなさまへ』『真 流行り神1・2パック』『魔界戦記ディスガイア4 Return』『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』を発売し、販売本数が堅調に推移したが、売上については、一部タイトルの発売スケジュールを見直したことで減少した。

来期以降に発売を予定している『ボク姫PROJECT』や『少女地獄のドクムス〆』『夜、灯す』『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』などについては、開発を進めている。

スマートフォンゲームアプリとしては、『囲碁』『将棋』『リバーシ』『夜廻』『麻雀』『深夜廻』『花札』『トランプ Vol.1』『魔界戦記ディスガイア RPG』『All Clear Puzzle』の計10タイトルを配信した。『魔界戦記ディスガイア RPG』については、売上が好調に推移したことで利益に貢献した。

また、海外インディーゲームを発掘し、国内移植や販売を行なうプロジェクトである日本一Indie Spiritsとして、ダウンロード専用タイトル『ケモノヒーローズ』を発売した。

その他については、インターネット環境でゲームソフトを購入できるPlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steamなどを通じたゲームソフトやウンロードコンテンツの販売、北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売したタイトルのローカライズを行なった。加えて、新規タイトルの開発、関連商品のライセンスアウト、他社タイトルの受託開発、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営も引き続き行なった。

関連サイト

株式会社日本一ソフトウェア公式サイト
令和2年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

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