事業基盤の拡大とグループシナジーの創出に注力。ゲーム事業では国内大手顧客向け一括契約が減少も、スマートフォン向け売上が好調。
株式会社CRI・ミドルウェア(以下、CRI・ミドルウェア)は、2020年9月期第2四半期決算(連結)を5月14日(木)に発表した。当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高10億899万円(前年同四半期比8.7%増)、営業利益1億4963万円(同29.5%減)、経常利益1億5102万円(同29.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億896万円(同25.5%減)となった。
経営成績に関する説明
2020年9月期第2四半期は、今後成長が見込める事業や市場を見据えた研究開発体制を整備し、事業基盤の拡大、グループシナジーの創出に注力した。
セグメント毎の業績は以下。
ゲーム事業
自社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上については、前期に更新した国内大手顧客向け一括契約が減少したが、国内スマートフォン向けや海外向けが好調に推移した。
子会社の株式会社ウェブテクノロジの画像最適化ソリューションも堅調に推移した。
上記の結果、売上高は6億9031万円(前年同期比23.3%増)、セグメント利益は1億3865万円(同比21.6%減)となった。
エンタープライズ事業
組込み分野はネットワーク組込みシステムの大型受注などにより好調に推移した。
新規分野は、Web動画ミドルウェア及び動画向けソリューションが好調に推移した。
一方、医療・ヘルスケア分野は、予定していた売上が当第2四半期に計上できなかったことで、前年同期比で大きく売上が減少した。
上記の結果、売上高は3億1868万円(前年同期比13.6%減)、セグメント利益は1098万円(同68.9%減)となった。
関連サイト
株式会社CRI・ミドルウェア公式サイト
2020年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年9月期第2四半期決算補足説明資料