Klab、一部ゲームタイトルの開発と運用をさくらソフトに譲渡

Klab

Klabの岡山事業所とその運用タイトルをさくらソフトに譲渡。今回の譲渡がグループにとっても企業価値向上に繋がると判断。

Klab株式会社(以下、Klab)は、6月17日に行なった取締役会において、同社が保有している一部のゲームタイトルの開発及び運用等を担っている岡山事業所の事業を、簡易新設分割により新設する株式会社まかねソフト(以下、まかねソフト)に承継させたうえで、その全株式を株式会社さくらソフト(以下、さくらソフト)に譲渡することを決議した。

Klab子会社譲渡

Klabグループは、有力IPを活用したモバイルオンラインゲームの開発と長期運用を実現し、グローバル展開などで業績の拡大に取り組んでいるが、今後のグループの持続的成長を実現する上で、グローバルでのモバイル動向や市場環境に柔軟に対応できる開発体制の構築が重要な経営課題のひとつだと考え、最適な組織のあり方を様々な観点から検討してきた。

その一環として、2020年12月期において、コスト構造の見直しという観点から、より筋肉質な体質への転換を目指すことを経営方針のひとつとして掲げており、ソフト及びハードの両面から経営リソースの最適化に取り組んでいる。

岡山事業所は、2012年9月に子会社化したメディアインクルーズ株式会社を前身としており、従来型のモバイルオンラインゲームの運用力を強みとしていたことから、Klabグループにおいてもゲームタイトルの開発及び運用ラインとして、長年にわたって収益に貢献してきた。

しかしながら、Klabグループにおける足元の経営戦略と今後のロードマップにおいて、岡山事業所が担う役割などを総合的に勘案した結果、モバイルオンラインゲームの運用力に強みを持つさくらソフトへ、岡山事業所とその運用タイトルを譲渡することが、新たな価値創出につながるとともに、Klabグループに関しても中長期での企業価値向上につながると判断したことから、会社分割をしたうえで、全株式をさくらソフトに譲渡することを決定した。

さくらソフトへの株式譲渡日は2020年8月1日を予定しており、この件による、Klabグループの連結業績に与える影響は軽微であるとのこと。

関連サイト

Klab株式会社公式サイト
株式会社さくらソフト公式サイト

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