アニメや劇場用アニメ、ファンイベントなど、日本のアニメ産業に対する新型コロナウイルス感染症の影響を独自調査。
一般社団法人CiP協議会(以下、CiP協議会)内のプロジェクト「世界オタク研究所」は、新型コロナウイルス感染症が日本のアニメ産業へ与えた影響をまとめたレポート「Covid-19の蔓延による 日本のアニメ産業への影響」を公開した。
日本のアニメやマンガ、ゲームの愛好者を中心とするオタク文化は世界に拡大しており、日本産コンテンツはその愛好の対象の中心になっている。しかしながら、オタクや愛好の対象となるコンテンツ、それを支えるコンテンツ産業に関しては、国内外の研究者や制作者などが研究の成果及び情報を共有する場はあまりみかけられない。
世界オタク研究所は、その状況に注目し、各国の大学や研究機関に所属するオタク文化の研究者をつなげた研究機関の構築に取り組んでいる。
今回の調査では、2020年2月下旬から世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症が日本のアニメ産業に与えている影響を、放送・配信、劇場上映、関連イベント、関連商品などの切り口から情報を収集、整理、分析したレポートを作成。
レポートでは、作品公式サイトや放送局の情報をもとに、テレビで放送される主要アニメタイトルをはじめ、2020年2月末日以降に公開を予定していた国内制作の劇場用アニメ映画や、ファンイベント、コンベンションイベントなどへの影響をまとめた。
詳しい内容については、以下のURLから確認してほしい。
「Covid-19の蔓延による日本のアニメ産業への影響」レポートページ: http://w-o-i.org/2020/07/15/covid19-animation-report/