出版・メディア領域のダイレクトサービス開発に関するデジタル事業の推進が目的。AI時代の人材育成などにも着手。
株式会社GRI（以下、GRI）は、株式会社インプレスホールディングス（以下、インプレスHD）から出資を受けて、資本業務提携を締結したことを発表した。
GRIは「データで新たな事業を開発していくカンパニー」として、データ分析及びシステム開発によるデータの利活用のコンサルティングを行なっている企業で、インプレスHDを持ち株会社とするインプレスグループとは設立時からの取引先として関係を構築してきた。
インプレスHDは、専門分野の強みをベースとしたメディアグループで、各専門分野のコアなファンに向けた多面的なメディア及びサービスをダイレクトチャネル（DtoC）で展開する取組みを強化している。
今回の資本業務提携により、インプレスグループのプロデュース力と、GRIのデジタルマーケティングにおけるデータ利活用のコンサルティング力をあわせ、新たなダイレクトサービスの創出を推進するとのこと。
具体的には、インプレスグループの株式会社リットーミュージックは、楽器のマーケットプレイス事業を急成長させている企業だが、今後、出版・メディア領域でのデジタル事業の展開が期待されており、インプレスHDとGRIのノウハウと解析技術を活用した新たな取り組みなどを考えているようだ。
GRIとしては、資本業務提携で得た成果を活用して新たな事業の創出や、出版・メディア領域のデジタル事業の推進など、インプレスHDが培ってきた資産もいかしてAI時代の人材育成にも取り組んでいくとのこと。
