アカツキ、新規タイトルへの継続投資などで減益 営業利益20億円 2021年3月期第1四半期決算

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ゲーム事業は主力タイトルが好調だったことで売上増。新型コロナウイルス感染症の影響でライブエクスペリエンス事業が苦戦。

株式会社アカツキ(以下、アカツキ)は、2021年3月期第1四半期決算短信(連結)を7月31日(金)に発表。当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高66億8600万円(前年同期比1.1%減)、営業利益20億200万円(同18.7%減)、経常利益19億3700万円(同20.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益12億9000万円(同19.2%減)となった。

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経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間のゲーム事業については、新型コロナウイルス感染症の拡大による悪影響は見受けられず、より高いクオリティとユーザー体験にこだわり、タイトルを厳選して開発及び運営する方針のもと、既存タイトルの堅実な運用と、新規タイトルの開発につとめてきた。

主力タイトルである株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』に関しては、LTV(ライフ タイム バリュー)最大化を目指し、長期目線での運用を強化した結果、国内版は大規模イベントがないなかでも売上高とユーザーベースが共に底堅く推移、海外版は効果的なマーケティング施策などにより、好調に推移した。

ドッカンバトル

また、株式会社スクウェア・エニックスとの協業タイトル『ロマンシング サガ リ・ユニバース』は、2020年5月に開始した1.5周年イベントにてストアセールスランキング1位を獲得した。

ロマサガ

欅坂46・日向坂46応援[公式]音楽アプリ『UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』に関しても、2020年5月に400万ダウンロードを突破するなど、ゲーム事業全体でのポートフォリオの積み上げにより前年同期比で増収となった。

アカツキ 既存タイトル アカツキ ゲーム事業

一方のライブエクスペリエンス事業においては、「アソビル」の入場者減少及び一部休業など、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を受けているが、緊急事態宣言解除後の2020年5月30日より、感染防止の対策を実施しながら「バンクシー展 天才か反逆者か」を再開するなど、各種コンテンツを徐々に再開させている。

アカツキ LX事業

関連サイト

株式会社アカツキ公式サイト
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月期第1四半期決算説明資料

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