コムシード、新作アプリのPR費用への先行投資で赤字 営業損失7600万円 2021年3月期第1四半期決算

コムシード

当四半期はゲームアプリ『ビッグバッドモンスターズ』をリリースしたほか、従量制アプリでも3本の新作を配信。

コムシード株式会社は、2021年3月期第1四半期決算短信(非連結)を8月6日(木)に発表した。当第1四半期累計期間の売上高は3億1912万円(前年同期比7.5%増)、営業損失7657万円(前年同期は営業利益629万円)、経常損失8104万円(前年同期は経常利益561万円)、四半期純損失8145万円(前年同期は四半期純利益511万円)だった。

コムシード 決算

経営成績に関する説明

当第1四半期累計期間のソーシャルゲームについては、当四半期末に新規ゲームアプリ『ビッグバッドモンスターズ』をリリースし、一定規模の費用をかけた事前プロモーションを行なったことで、その費用が一時的に先行している。本格的な売上寄与は第2四半期以降の見込みだ。主力サービスのバーチャルホール『グリパチ』は、引き続きコンスタントにアプリを投入し、新規ユーザーについても増加傾向にある。

従量制アプリについては、当四半期にパチスロアプリ2本、パチンコアプリ1本、計3本の新作をリリースし、堅調に推移している。

SNSゲームの運営ノウハウを生かしたBtoB(企業間取引)向け受託開発や運営に関しては、主力である既存の運営業務を中心に、計画通り推移した。

また、その他新規事業では、日本国内版の企画及び運営で参画している『ONE PUNCH MAN 一撃マジファイト』に関して、関係各社で連携して準備にあたっており、その他の新規事業に関する企画や開発も引き続き進んでいるとのこと。

売上高については、既存事業が前年より好調だったことに加えて、当四半期末に新規サービスを開始したことにより、前年同期比で増加した。

利益面では当初の計画通り、新作ゲームアプリの事前プロモーションを中心とした先行投資を行なったことで、一時的に損失を計上した。

関連サイト

コムシード株式会社公式サイト
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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