アクセルマーク、ゲーム事業やオンラインくじ事業を譲渡 不採算事業から撤退へ 営業損失約6億円 2020年9月期第3四半期決算

アクセルマーク

ゲーム事業をオルトプラスへ2020年9月に譲渡。オンラインくじサービス「くじコレ」の運営を一二三書房に移管。

アクセルマーク株式会社(以下、アクセルマーク)は、2020年9月期第3四半期決算短信(連結)を8月13日(木)に発表した。当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高21億4131万円(前年同期比1.8%減)、営業損失5億9566万円(前年同期は営業損失4億7011万円)、経常損失5億7256万円(前年同期は経常損失4億7879万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失7億8151万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失9億6499万円)だった。

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経営成績に関する説明

アクセルマークグループは、事業方針に「基幹事業の入替による事業構造の転換」を掲げ、不採算事業の整理を進めるとともに、2020年6月18日には株式会社オルトプラス(以下、オルトプラス)へゲーム事業の譲渡およびブロックチェーンゲームなどの協業に関する基本合意書を締結した。

また、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、感染リスク軽減と安全確保を第一とする方針のもと、在宅勤務の推奨やwebツールなどを使用した非対面による会議の運営、各種イベントの中止などの対応を行なっていることに加え、ゲーム事業の譲渡により本社オフィスに一部余剰が生じる見込みであることから、オフィスの縮小を決定したほか、固定費の削減を進めていく。

セグメント毎の業績は以下。

ゲーム事業
前年同期とゲームタイトルの構成が変化していることに加え、第1四半期連結会計期間にパズルゲーム『COLOR PIECEOUT(カラーピーソウト)』の運用方針を見直したことで、当初の想定よりも収益が減少した。

ブロックチェーンゲーム分野では、ウォレットの導入などユーザーがゲームを開始するハードルが高いことやIPホルダーの参入が少ないこと、ルールの整備が不足していることなど要因に、ブロックチェーンゲーム市場の成長が想定を下回っているが、これらの課題解消に取り組み、市場の成長に寄与していく。

また、オルトプラスとブロックチェーンゲームにおいて、協業体制を構築し、共同でパブリッシング・運用等を行なうことについて、協議を進めている。

上記の結果、売上高は3億8888万円(前年同期比32.6%減)、セグメント損失は4億7578万円(前年同期はセグメント損失3億1492万円)だった。

アクセルマーク ブロックチェーン

広告事業
アドネットワーク「ADroute」は、コロナ禍におけるインターネット利用時間の増大に伴い、デジタルコンテンツの消費が促進されたことで、過去最高の四半期売上高を更新して増収となった。しかしながら、IoT分野の取り組みに対する先行投資により、利益は前年同期比で減少した。

新しく、中小事業者EC支援サービス「EC MARK」のサービスを開始した。「EC MARK」では国内だけでなく、越境ECへの対応を進めていく予定で、これまでECを手掛けてこなかった中小通販事業者のデジタルトランスフォーメーションによる収益拡大を支援する。

IoTで展開中の「YUKIMI」は、今冬から自治体向けの商用サービスを開始するとともに、小ロットでの有償実証実験プランを提供する。また、民間企業向けの営業を開始し、試験導入が決定した。さらに、これまで「YUKIMI」のみを扱ってきたが、コロナ禍において需要が高まっているヘルスケア分野の商材の取り扱いも開始したとのこと。

上記の結果、売上高は16億9231万円(前年同期比13.8%増)、セグメント利益は3987万円(同36.6%減)となった。

アクセルマーク YUKIMI

and Experience事業
オンラインくじサービス「くじコレ」や「プリントくじコレ」などを運営していたが、事業構造の転換をはかるうえで、「くじコレ」は5月1日から株式会社一二三書房に運営を移管した。

現在運営中の各サービスにおいても、移管に向けて各社と交渉をしているとした。

上記の結果、売上高は6388万円(前年同期比44.8%減)、セグメント損失は4972万円(前年同期はセグメント損失1億751万円)となった。

関連サイト

アクセルマーク株式会社公式サイト
2020年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年9月期第3四半期決算説明資料

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