アエリア、新型コロナウイルスによるイベント中止などで減益 営業利益1.5億円 2020年12月期第2四半期決算

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ゲームの開発や運営を行なうコンテンツ事業はイベントの延期や中止で損失を計上。アセットマネージメント事業では費用先行で利益減。

株式会社アエリア(以下、アエリア)は、2020年12月期第2四半期決算短信(連結)を8月14日(金)に発表した。当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高140億7700万円(前年同期比2.3%減)、営業利益1億5400万円(同91.6%減)、経常利益9700万円(同94.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失43億1100万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益10億4400万円)となった。

アエリア 決算

経営成績に関する説明

ITサービス事業
オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行なう株式会社ファーストペンギン、データサービス事業を行なう株式会社エアネットが安定した収益を獲得した。しかしながら、アフィリエイト広告収益の減少により売上高と営業利益が減少した。

上記の結果、売上高は19億7800万円(前年同期比26.4%減)、営業利益は2億2000万円(同15.2%減)となった。

コンテンツ事業
スマートフォンやタブレット向けゲームの開発、配信、運営、キャラクターグッズの販売などを行なっている。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、イベントなどの延期または中止が相次いだことで収益が伸びず、ソフトウエアの開発費及び償却費が増加したことで、売上高と営業利益が共に減少した。

上記の結果、売上高は75億3200万円(前年同期比12.8%減)、営業損失は1億1300万円(前年同期は営業利益14億9000万円)となった。

アセットマネージメント事業
不動産の賃貸及び売買並びに国内外の企業等への投資を行なっている。

新型コロナウイルス感染症の拡大により新規案件の獲得ができず、費用の支出が先行したことで、収益が減少する結果になった。

上記の結果、売上高は46億1900万円(前年同期比46.4%増)、営業利益は4400万円(前年同期比56.8%減)となった。

関連サイト

株式会社アエリア公式サイト
2020年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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