ゲーム事業で『ヒプマイ ARB』や『ゆゆゆい』といった主要タイトルに加えてスポーツ関連タイトルが堅調に推移。今後の新しい取り組みに向けて人材確保を推進。
株式会社オルトプラス(以下、オルトプラス)は、2021年9月期第1四半期決算短信(連結)を2月12日(金)に発表した。当第1四半期連結累計期間における売上高は17億9704万円(前年同期比109.9%増)、営業損失は1億1036万円(前年同期は営業損失1億6581万円)、経常損失は6410万円(前年同期は経常損失1億7349万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は6593万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億7210万円)だった。
オルトプラスグループでは、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を受けて、従業員の安全を確保しつつ継続して事業活動ができるよう、ソーシャルディスタンスの確保、手洗い、消毒など感染予防対策の徹底をはじめ、リモートワーク(在宅勤務)体制への移行、フレックスタイム制の導入、出社時の時差出勤の推奨、契約書や請求書などの書面の電子化推進、在宅勤務手当の支給、在宅勤務と育児を両立させるための特別休暇制度の創設など、各種対策に取り組んできた。このような対策により、現時点でコロナ禍による業績の影響は限定的となっており、今後もこの状況が続くものとして、対策を継続している。
ゲーム事業
オルトプラスや他社が開発したスマートフォン向けゲームアプリケーションを運用し、AppStoreやGoogle Playなどのアプリマーケットを通じてユーザーに提供している。
当第1四半期連結累計期間の売上高に関しては、新作のリリースはなかったが、ユーザーに対するきめ細かな活性策が奏功し、主力タイトルやスポーツ関連タイトルなどを中心に、売上が堅調に推移した。
費用面は、運営タイトルの新規取得や移管受託、新しい取り組みに向けて人材確保を進めたことで、労務費と人件費を中心にコストが増加した。
ゲーム関連事業
ゲーム資産価値の最大化をはかるため、ゲーム開発や運営を行なう上で必要な人材の派遣や、育成などの人材ソリューションを提供している。
当第1四半期連結累計期間の売上高については、国内ゲーム市場の拡大の影響を受けて、各ソーシャルゲーム事業会社の人材ニーズが底堅く推移していることから、プランナーやエンジニア、デザイナーなどの人材マッチング件数が増加したことで、売上も増加した。
費用面については、営業力強化のための人材確保や知名度アップのためオンラインセミナーの開催などによる先行投資で、コストが増加した。
関連サイト
株式会社オルトプラス公式サイト
2021年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年9月期第1四半期決算説明資料