スクエニ、「ミリオンアーサー」シリーズのNFTデジタルシールを2021年夏に発売

ブロックチェーンとデジタルエンタテインメントの親和性に注目。今後は、ゲーム内のユーザー間コミュニケーションの活性化などの可能性を模索。

株式会社スクウェア・エニックス（以下、スクエニ）は、double jump.tokyo株式会社（以下、double jump.tokyo）との共同開発により、ブロックチェーン技術を活用した「ミリオンアーサー」シリーズのNFTデジタルシールを、2021年夏に販売することを発表した。

『弱酸性ミリオンアーサー』キービジュアル

このデジタルシールは、非代替性が特徴のNFT（Non-Fungible Token ノンファンジブルトークン）を活用したモノで、購入者情報がブロックチェーン上に記録されるだけでなく、シリアルナンバーやロットナンバー、使用状態（デジタルシールとしての使用履歴）などのデータをシール自体に紐づけることで、コピーや複製などが行なえなくなるという。また、シール毎にデザインでの違いなどを持たせることで唯一無二のデジタルシールが所有できるようにもなるそうだ。

スクエニは、ブロックチェーンとデジタルエンタテインメントの親和性に注目し、数年前から技術の調査や応用の可能性の検討を行なっており、今後は、ブロックチェーンを利用して、ゲーム内などでのユーザー間コミュニケーションの活性化などの可能性を模索するとともに、それらを通じた新たなデジタルエンタテインメントンテンツの創出やビジネスモデルの構築を目指すとのこと。