国内外で『ドッカンバトル』が好調。スクエニとの協業タイトル『ロマサガRS』に関しても順調な滑り出し。
株式会社アカツキ（以下、アカツキ）は、2019年3月期決算（連結）を4月25日（木）に発表した。当期の連結経営成績に関しては、売上高が281億3000万円（前年同期比28.3％増）、営業利益136億3500万円（前年同期比29.4％増）、経常利益は135億200万円（前年同期比28.9％増）、親会社に帰属する当期純利益は78億5800万円（前年同期比29.2％増）だった。
経営成績に関する説明
2019年3月期において、アカツキグループのモバイルゲーム事業は、より高いクオリティとユーザー体験にこだわり、タイトルを厳選して開発・運用していく方針の下、既存タイトルの堅実な運用と新規タイトルの開発に注力してきた。
なかでも、主力タイトルである株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」は、グローバルで長期・大規模運営のノウハウが更に蓄積し、国内外で実施した2.5億ダウンロードイベントや周年イベントなどが好調に推移した。
新規タイトルの開発については、株式会社スクウェア・エニックスとの協業タイトル『ロマンシング サガ リ・ユニバース』を12月6日にリリースし、初月に1000万ダウンロードを突破。ストアセールスランキングで最高2位を獲得するなど、順調な滑り出しとなった。
一方、アカツキグループのライブエクスペリエンス事業（以下、「LX事業」という。）につきましては、リアルエンターテインメント領域への取り組みを積極的に行ない、2017年11月にこの領域におけるオリジナルコンテンツ創出を目的として買収した株式会社ASOBIBA、及び株式会社アプトを2018年4月1日から経営統合。株式会社アカツキライブエンターテインメントとして、当連結会計年度より連結子会社化している。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高281億3000万円（前年同期比28.3％増）、営業利益136億3500万円（前年同期比29.4％増）、経常利益は135億200万円（前年同期比28.9％増）、親会社に帰属する当期純利益は78億5800万円（前年同期比29.2％増）となった。
なお、アカツキグループは、全セグメントに占める「モバイルゲーム事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいことから、セグメントごとの記載を省略している。
