「Renta!」などはTVCMの実施やネット広告導入などで販売を促進。次世代コンテンツ「タテコミMove!」の制作体制強化で制作本数増。
株式会社パピレス(以下、パピレス)は、2020年3月期第1四半期決算を8月9日(金)に発表した。当期連結経営成績は、売上高は55億6100万円(前年同期比31.0%増)、営業利益は3億1400万円(同44.5%減)、経常利益は2億8500万円(同51.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億8400万円(同53.5%減)だった。
経営成績に関する説明
パピレスグループは、顧客第一主義のもと、サービスの向上と他社との差別化をはかるとともに、広告宣伝と販売促進施策を積極的に行なうことで、事業拡大に努めている。
海外市場の開拓や次世代コンテンツの開発にも積極的に取り組んでおり、広告宣伝、サイト検索機能の向上のために、AIの実用化を進めている。
広告宣伝では、「Renta!」などのTVCM実施や新手法のインターネット広告の導入などを積極的に行ない、販売促進では効果検証を進め、効率性の向上に努めた。
海外市場の開拓については、広告宣伝施策の強化をはじめ、サイトの改良、翻訳体制の強化を進め、売上規模が拡大している。
次世代コンテンツの開発に関しては、タテ読みフルカラーコミック「タテコミ」にアニメ効果を追加した「タテコミMove!」の制作体制強化により、コンテンツの制作数が増加している。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績について、売上高は55億6100万円(前年同期比31.0%増)、営業利益は3億1400万円(同44.5%減)、経常利益は2億8500万円(同51.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億8400万円(同53.5%減)となった。