広告事業やLINE MUSIC、LINEマンガなどのコア事業が堅調に推移するも、LINE PAYなど戦略事業への投資がかさむ。
LINE株式会社(以下、LINE)は、2019年12月期決算を1月29日(水)に発表した。当期連結累計経営成績については、売上収益2274億8500万円(前年同期比9.8%増)、営業損失389億9700万円(前年同期は161億1000万円の営業利益)、当期損失514億1600万円(前年同期は57億9200万円の純損失)、親会社の所有者に帰属する当期損失468億8800万円(前年同期は37億1800万円の損失)だった。
経営成績に関する説明
当期の売上収益が増加した主な要因については、広告の売上増加によるものと説明しており、コア事業における広告全体の売上は337億円を計上した。
また、コア事業のコンテンツ及びコミュニケーションについては売上収益181億円を計上した。中でもLINE MUSICとLINEマンガの決済高が堅調に増加していることで、コンテンツ売上は97億円となった。
営業損失を計上したことについては、LINEモバイル株式会社及びLINE Games Corporationが持分法適用関連会社へ変更したことに伴う利益が発生しなかったこと、売上増加に伴う決済手数料とライセンス料、人件費増加などによるものと発表した。
関連サイト
LINE株式会社公式サイト
2019年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年12月期第4四半期 決算補足説明資料