『パズドラ』や『ラグナロク マスターズ』のMAUが堅調に推移。子会社GRAVITYは2020年に複数タイトルをリリース予定。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社（以下、ガンホー）は、2019年12月期決算（連結）を2月13日（木）に発表した。当連結会計年度において、売上高は1013億9200万円（前期比10.1％増）、営業利益は283億4900万円（同6.7％増）、経常利益は286億1700万円（同7.3％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は181億4600万円（同9.4％増）だった。
経営成績に関する説明
既存ゲームについては、『パズル＆ドラゴンズ（以下、パズドラ）』を引き続き長期的に楽しんでもらうことをメインに、ダンジョン等の追加やゲーム内容の改善、他社キャラクターとのコラボレーション、eスポーツイベントの開催など、継続的なアップデートとイベントを開催してきた。
ゲームでは、MAU（月間アクティブユーザー）の活性化に向けた取り組みを実施すると共に、テレビアニメを含めた新規ユーザー獲得のための施策を継続的に行なったことで、売上高は好調に推移した。
また、『パズドラ』シリーズ最新作のNintendo Switch向け『パズドラGOLD』を2020年1月15日に発売した。
新規ゲームに関しては、2019年6月に日本でサービスを開始した『ラグナロク マスターズ』が、ゲーム内イベントの開催やテレビCMの放送により、MAUが堅調に推移した。
株式会社カプコンと共同開発したスマートフォン向けカードゲーム『TEPPEN』は、2019年7月4日から北米・欧州にて、8月8日からはアジア・日本でサービスを開始した。国内外においてeスポーツイベントを積極的に開催し、テレビCMを含めた広告宣伝を行なったことで、2019年11月19日に累計400万ダウンロードを突破した。
子会社の韓国GRAVITY Co.,Ltd.が配信している『Ragnarok M: Eternal Love』の既存配信地域の売上高が配信当初と比べて落ち着いてきたが、継続的なアップデートとイベントの開催により安定して推移した。同作は、引き続きガンホーグループの連結業績に貢献している。
関連サイト
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社公式サイト
2019年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年12月期決算説明資料
