来場者と従業員の健康と安全の確保を最優先にしたパーク運営プランを策定。時代のニーズにあったテーマパークの提供を目指す。
合同会社ユー・エス・ジェイ（以下、ユー・エス・ジェイ）は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの段階的な再オープンスケジュールと、それに伴う新しい運営方法と衛星強化対策を発表した。
発表によると、再オープンスケジュールは、まずは6月8日（月）からソフトオープンとして来場者を大阪府在住の人に限定とした営業を11日間行ない、新しい運営方法で来場者や従業員の安全確認をしたのちに、6月19日（金）から県外や国外からの来場者を受け入れる一般営業の再開となるとようだ。
パークエントランスでの入場
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは休業期間中に、緊急事態宣言の解除に向けて業界各企業や協会団体と共に「テーマパーク/遊園地における感染症対策ガイドライン」の制定に参画すると同時に、ガイドラインに準拠した独自対策として、来場者と従業員の健康と安全の確保を最優先に、保健行政機関や医療専門家からの指導を仰ぎながら、徹底した衛生強化対策をもとにしたパーク運営プランを策定した。
具体的には、パークエントランスでの入場時に、マスク着用、手指消毒 （アルコール設置）に加え、検温、待機列での間隔確保、大阪コロナ追跡システムへの登録案内などを求めるとのこと。
従業員においても、アトラクションの座席や安全バーの定期的な消毒、前後一列空けての着席、レストランなどで会計時のキャッシュトレーの利用、及びキャッシュレス決済の推奨、会計毎の手指消毒を行なうほか、キャラクターグリーティングでは一定の間隔を設けて交流を行なうという。
ライド・アトラクション体験
シアター・アトラクション体験
セサミストリートの仲間たちによるキャラクターグリーティング
今後は、新しいパーク運営プランを慎重かつ厳格に実行して、来場者に安心して過ごしてもらえるよう、時代のニーズにあったテーマパーク体験の提供を目指していく。
今回の発表にあわせて、ユー・エス・ジェイのオペレーション部長をつとめる有田順一氏が、以下のコメントを発表した。
ユー・エス・ジェイ オペレーション部長 有田順一氏
「ゲストの皆さまをはじめ、 クルーの健康と安全を確保することを最優先に考えて、 徹底的に衛生を強化した運営プランを実行していくこととしました。 ご来場のみなさまにもパーク内ではマスクの常時着用をお願いし、 ゲスト同士のフィジカル・ディスタンスを確保いただくよう、 ご案内してまいります。 また、 すべてのアトラクション施設では消毒液を設置し、 さらにはパーク内の消毒に集中的に従事する担当クルーを新たに配置しました。 安全をしっかり担保しながら、 慎重に緩やかにパーク運営を再開させてまいります。 」
