SE H&I、教育・人材事業が業績に貢献 営業利益1.6億円 2021年3月期第1四半期決算

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ

新型コロナウイルス感染症の影響で、運営する書店やゲームセンターの一時休業が発生するも、電子書籍事業の好調で増益。

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社(以下、SE H&I)は、2021年3月期第1四半期決算短信(連結)を、7月28日(火)に発表した。当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高12億7800万円(前年同期比8.6%減)、営業利益1億6000万円(同21.2%増)、経常利益1億6000万円(同21.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益8500万円(同6.9%減)だった。

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ決算

経営成績に関する説明

出版事業
書籍のオンライン販売、Webメディア及び電子書籍販売各事業が好調だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大による書店の一時休業や、市場動向を見据えた計画的刊行などの影響を受けたことで、前年同期比で売上は減少した。

上記の結果、売上高7億3800万円(前年同期比12.1%減)、セグメント利益1億7100万円(同2.9%増)となった。

コーポレートサービス事業
主に新型コロナウイルス感染症拡大の影響による受託案件の一時凍結や進行遅延などが発生した。

上記の結果、売上高1億600万円(前年同期比39.6%減)、セグメント損失2400万円(前年同期はセグメント利益600万円)だった。

ソフトウェア・ネットワーク事業
新規事業立ち上げのための先行投資が一段落し、既存ゲームコンテンツ売上などが増加した。一方で、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うゲームセンターの一時休業などがあった。

上記の結果、売上高1億5700万円(前年同期比8.0%減)、セグメント損失100万円(前年同期はセグメント損失3300万円)となった。

教育・人材事業
IT人材研修事業において、オンライン研修など時流にあった研修手法導入を迅速に行なうなどの対応が功を奏したことで、大幅な増収増益となった。

上記の結果、売上高2億3300万円(前年同期比34.4%増)、セグメント利益5600万円(同41.2%増)となった。

投資運用事業
有価証券投資運用額増加に伴う利息・配当金収入が増加した。

上記の結果、売上高4100万円(前年同期比11.9%増)、セグメント利益2600万円(同15.1%増)となった。

関連サイト

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社公式サイト
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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