全米の家庭用ゲーム市場の90%超を握る任天堂に対して、メガドライブの販売で逆襲をはかるセガの戦いを描いた作品。
株式会社U-NEXTが運営する動画配信サービス「U-NEXT」は、アメリカの映像会社Legendary Televisionと共に、ドキュメンタリー映画『セガvs任天堂/Console Wars』をU-NEXTオリジナルとして独占配信することを発表した。
『セガvs任天堂/Console Wars』は、映画『GODZILLA ゴジラ』や『名探偵ピカチュウ』などの名作を手がけてきたLegendary Entertainmentと、テレビドラマシリーズ「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」などを制作したCBS Television Studiosが制作したドキュメンタリー映画だ。
内容は、1990年代にアメリカのゲーム業界で繰り広げられた株式会社セガ(以下、セガ)と任天堂株式会社(以下、任天堂)の覇権争いが描かれていて、全米の家庭用ゲーム市場の90%超を握る任天堂に対して、アーケードゲーム専門の中堅メーカーであったセガが、16ビットゲーム機で北米版メガドライブの「ジェネシス」の発売とともに逆襲をはかるというストーリーになっている。
全米では9月23日より配信されているが、それが日本でも11月末よりU-NEXTで配信が開始する。
映画の配信に関して、U-NEXTの代表取締役社長である堤天心氏と、Legendary TelevisionのVice President of Distributionをつとめるカーロス・サンチェス氏が以下のコメントを寄せている。
U-NEXT 代表取締役社長 堤天心氏
「数ある名作を手がけてきた世界的スタジオ・Legendary Entertainmentの作品を、“U-NEXTオリジナル”として日本のみなさんにお届けできることを大変うれしく思っています。また、『セガvs任天堂/Console Wars』は、日本でも馴染みが深い企業が舞台となったビジネスドキュメンタリーとしてもたいへん見応えがあるので、日本のみなさんにも歓迎いただけると期待しています。現在、『ここでしか観られない作品の提供』は、お客様がサービスを選定される際のひとつの指標になっています。我々は、ラインナップの拡充のみならず、こうした独占作品も積極的にお届けしてまいります。ぜひご期待ください。」
Legendary Televisionのカーロス・サンチェス氏
『我々が制作した『Console Wars』を、日本最大級の動画サービス・U-NEXTを通して日本のみなさんにお届けできることを大変うれしく思っています。本作をU-NEXTでご覧いただきLEGENDARY Picturesの作品をより多くの方にご覧いただけることを期待しています。」