ブロッコリー、「うたプリ」や他社ライセンスフィギュアの好調で増収増益 営業利益6億円 令和3年2月期第2四半期決算

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『劇場版 うたプリ』の収益配分やうたプリ関連グッズ、他社ライセンスフィギュアの収益が利益に貢献。

株式会社ブロッコリーは、令和3年2月期第2四半期決算短信(非連結)を10月9日(木)に発表した。当第2四半期累計期間の売上高は29億9100万円(前年同期比9.4%増)、営業利益6億2000万円(同82.0%増)、経常利益6億3600万円(同83.1%増)、四半期純利益4億3800万円(同58.2%増)となった。

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経営成績に関する説明

当第2四半期累計期間(令和2年3月1日~令和2年8月31日)においては、「うたの☆プリンスさまっ♪(以下、うたプリ)」が、2019年6月公開の『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム(製作委員会運営)』の収益配分を、第1四半期に加えて当第2四半期でも受けたことから、上半期の売上高と売上総利益に大きく寄与した。

「うたプリ」関連グッズに関しては、2020年7月から10周年を記念して、スペシャルコンセプトショップ「All-Star Shop」を開催し、入場制限や体温測定といった新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡散防止を講じながら、安全運営を心がけてきた結果、購入者数は2019年に行なった「SHINING STORE」を下回ったが、顧客単価が前年を上回ったことからグッズの売上高と売上総利益が前年上半期を上回った。

関連ゲームアプリ『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』は、8月にリリース3周年を記念した「Shining Live 3rd Anniversary」を開催したところ、上半期の売上高と売上総利益を前年並みに確保できた。

関連CDでは、「うたの☆プリンスさまっ♪『Another World ~WHITE&BLACK~』」のテーマソングを4月に、8月にはHE★VENS初の本格ドラマCD計4作品を発売し、見込みを大きくこえる受注数となったが、劇場版関連CDを発売した前年の売上高と売上総利益をこえるに至らなかった。

他社ライセンスグッズに関しては、新型コロナウイルス感染症の感染対策に伴い、他社開催のリアルイベントなどの延期や中止があった時期だったが、オンラインライブの他社通販向け売上もあり、売上高と売上総利益は共に前年並みとなった。

他社ライセンスフィギュアにおいては、生産委託先の中国工場からの入荷が順調だったことから、計5作品を発売し、前年上半期倍増の好調な売上高を確保した。

トレーディングカードゲーム「Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス)」では、新型コロナウイルス感染症の感染対策によるカードショップなどの営業自粛や時短営業の影響を受けたが、オンラインイベント開催や関連グッズの通販強化を行なったことで、前年上半期並みの売上高と売上総利益を確保した。

関連サイト

株式会社ブロッコリー公式サイト
令和3年2月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年2月期第2四半期決算補足説明資料

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