エディア、ゲームの収益改善や電子書籍の販売好調で黒字化 営業利益1300万円 2021年2月期第2四半期決算

エディア

ゲーム事業で、主力タイトルの好調や不採算タイトルを終了したことで損失が大きく改善。子会社のドラマCDや電子書籍、グッズ販売が収益に貢献。

株式会社エディア(以下、エディア)は、2021年2月期第2四半期決算短信(連結)を10月15日(木)に発表した。当第2四半期連結累計期間の売上高は12億4111万円(前年同期比6.6%減)、営業利益は1318万円(前年同期は営業損失4962万円)、経常利益は626万円(前年同期は経常損失5939万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は729万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失6478万円)となった。

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経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間のゲームサービスに関しては、前期の不採算タイトルの終了により運営タイトル数が減少したことで、前年同期比で減収となったが、主力タイトル『アイドルうぉーず~100人のディーバと夢見がちな僕~』で、周年イベント施策やファンクラブとの連携イベント施策により収益が増加したほか、その他の収益性のある既存タイトルも堅調に推移したことで損失が大きく改善した。

エディア ゲーム

ライフエンターテインメントサービスでは、ナビゲーションアプリ『MAPLUS+キャラdeナビ』において、アニメ「ゾンビランドサガ」から「源さくら&紺野純子」のキャラチェンジセットを追加し、コロナ禍においても収益を積み上げている。

エディア マプラス

また、BtoBサービスでは、既存の受託案件に加えて、マッチングアプリや各種コンテンツ開発、制作受託案件などが積みあがったことで、安定的な収益基盤の拡大に寄与したそうだ。

子会社の株式会社ティームエンタテインメントにおいては、運営するコラボカフェが新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、約2か月間営業を休止したことから減収となったが、女性向けドラマCDレーベル「MintLip」より「DIG-ROCK(ディグロック)」シリーズが引き続き人気を博し、CDやグッズ販売の好調がエディアグループの収益に貢献した。

エディア ドラマCD

株式会社一二三書房では、「レベル1の最強賢者」や「転生幼女はあきらめない」などの人気シリーズの続編やコミカライズ展開、ネット小説大賞受賞作品の刊行などで作品数を増やし、電子書籍の販売においても作品数と掲載媒体の増加したことで堅調に推移した。

また、人気IPである「鬼滅の刃」「へやキャン△」「SHOW BY ROCK」などのライセンスアウトを受けて発売したグッズやイラスト集の好調が、収益に大きく貢献した。

エディア ラノベ エディア グッズ

上記の結果、収益性のあるゲームサービスの損益改善、BtoB受託案件の収益基盤拡大、子会社のライトノベルや電子書籍、ドラマCD、グッズ販売などの好調により、営業利益と経常利益が黒字となった。

関連サイト

株式会社エディア公式サイト
2021年2月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月期第2四半期決算説明資料

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