タカラトミー、2021年3月期第2四半期の連結業績予想の上方修正を発表

タカラトミー

日本やアジアにおける玩具事業が想定よりもはやく回復したことや、欧米におけるベビー事業などが堅調に推移したことで、大幅な収益増となる見込みに。

株式会社タカラトミーは、最近の業績動向などを踏まえて、2021年3月期第2四半期(累計)連結業績予想の修正を発表した。

売上高については、第2四半期会計期間において、夏季休暇時期を中心とした外出自粛、イベント中止要請の継続などの影響を受けて、小売事業やイベント事業、ガチャ販売事業の売上が伸び悩んだが、日本及びアジアで玩具事業が想定よりもはやく回復したことと、欧米においてもベビー事業を中心に堅調に推移したことから、当初の想定を上回る見込みになったという。

また、高粗利率の玩具事業の回復に加えて、販売費と一般管理費を削減したことから、営業利益と経常利益も想定を上回るとのこと。

親会社株主に帰属する四半期純利益についても、第1四半期会計期間に新型コロナウイルス感染症による特別損失を計上しているが、当初の想定を上回る見込みだ。

上記の結果、修正後の2021年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値は、売上高630億円、営業利益18億円、経常利益16億円、親会社に帰属する四半期純利益5億円となった。

タカラトミー 決算修正

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