サイバーエージェント、コロナ禍で広告事業の減収も過去最高の売上を達成 営業利益338億円 2020年9月期決算

サイバーエージェント

ゲーム事業は新作ゲームのヒットや既存タイトルの堅調な推移で増収増益。マクアケなど、その他事業も順調に成長。

株式会社サイバーエージェント(以下、サイバーエージェント)は、2020年9月期決算短信(連結)を10月28日(水)に発表した。当連結会計年度における売上高は4785億6600万円(前期比5.5%増)、営業利益は338億8000万円(同9.9%増)、経常利益は338億6300万円(同11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は66億800万円(同289.9%増)となった。

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経営成績に関する説明

当期のサイバーエージェントグループは、スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てるためにインターネットテレビ局「ABEMA」への投資を行なってきた。

インターネットテレビ局「ABEMA」や、ネットサービス「Ameba」、マッチングアプリ「タップル」などが属しているメディア事業の業績は、売上高570億9800万円(前年同期比22.6%増)、営業損失182億6700万円(前期は営業損失168億6200万円)だった。

サイバーエージェント メディア

株式会社Cygames、株式会社Craft Egg、株式会社サムザップなどが所属するゲーム事業では、既存タイトルの堅調な推移と新規タイトルのヒットで、売上高は1558億6100万円(前期比2.4%増)、営業利益303億3700万円(同16.5%増)となった。

サイバーエージェント ゲーム

インターネット広告事業本部や株式会社CyberZなどが所属するインターネット広告事業では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、広告需要が減少も、売上高は2693億9600万円(前期比5.0%増)、営業利益は210億7100万円(同7.3%増)となった。

サイバーエージェント インターネット広告

コーポレートベンチャーキャピタル、株式会社サイバーエージェント・キャピタルにおけるファンド運営などが属している投資育成事業では、売上高40億9200万円(前期比36.3%減)、営業利益は30億6800万円(同33.2%減)とった。

株式会社CAM、株式会社マクアケ、株式会社ゼルビアなどが属しているその他事業の業績は、売上高195億9900万円(前年同期比3.4%増)、営業利益は13億円(同43.3%増)となった。

関連サイト

株式会社サイバーエージェント公式サイト
2020年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年9月期決算説明資料

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