LINE、LINEマンガのLDFの株式の売却などにより営業利益71億円 2020年12月期第3四半期決算

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LINEの電子コミックサービスを運営するLINE Digital FrontierをWebtoon Entertainment社に譲渡し、公正価値再評価利益を計上。

LINE株式会社(以下、LINE)は、2020年12月期第3四半期決算短信(連結)を10月28日(水)に発表した。連結累計経営成績は、売上収益1802億4000万円(前年同期比8.1%増)、営業利益71億6900万円(前年同期は営業損失275億2100万円)、四半期損失358億4800万円(前年同期は四半期損失368億3400万円)、親会社の所有者に帰属する四半期損失291億8500万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失339億6100万円)だった。

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経営成績に関する説明

当四半期に関しては、LINE Digital Frontier株式会社(LDF)の株式を、Webtoon Entertainment社(以下、Webtoon)に譲渡し、対価として受領したWebtoon株式の公正価値再評価利益95億円と、LINE Man Corporationが第三者割当増資を行なったことから残余分の公正価値再評価利益181億円を計上した。

コア事業では広告サービス、コミュニケーション・コンテンツサービスを行なっており、当四半期は売上収益534億円(前年同期比5.7%増)、営業利益124億円(同23.4%増)となった。

戦略事業では、LINE PayやLINEショッピング、LINEデリマなどを行なっており、当四半期の業績は売上収益95億円(前年同期比20.7%減)、営業損失154億円だった。

関連サイト

LINE株式会社公式サイト
2020年12月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年12月期第3四半期決算補足説明資料

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