アカツキ、ゲーム事業で過去最高の四半期売上高を達成 営業利益71億円 2021年3月期第2四半期決算短信(連結)

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ゲーム事業で、バンナムやスクエニとの協業タイトルが業績をけん引。主力タイトルは海外売上が特に好調。

株式会社アカツキ(以下、アカツキ)は、2021年3月期第2四半期決算短信(連結)を10月30日(金)に発表した。当第2四半期累計期間の業績は、166億8000万円(前年同期比6.8%増)、営業利益71億200万円(同17.1%増)、経常利益70億2500万円(同17.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益42億2200万円(同9.4%増)となった。

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当第2四半期連結累計期間のゲーム事業については、新型コロナウイルスの悪影響は見受けられず、より高いクオリティとユーザー体験にこだわり、タイトルを厳選して開発・運用していく方針の下、既存タイトルの堅実な運用と新規タイトルの開発につとめた。

主力タイトルである株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』については、LTV最大化を目指し、長期目線での運用を強化した結果、国内版は売上高・ユーザーベース共に前年同水準で推移し、海外版は5周年イベント等により好調に推移した。

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また、株式会社スクウェア・エニックスとの協業タイトル『ロマンシング サガ リ・ユニバース』では複数イベントにてストアセールスランキング1位を獲得するとともに、欅坂46・日向坂46応援[公式]音楽アプリ[UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』では2020年9月に1周年記念キャンペーンを実施しストアセールスランキング2位を獲得するなど、ゲーム事業全体として過去最高の四半期売上高を達成した。

一方、アカツキグループのライブエクスペリエンス事業については、「アソビル」の入場者減少及び一部休業など、新型コロナウイルスの影響を受けているが、緊急事態宣言解除後の2020年5月30日より、感染防止の対策を実施しながら「バンクシー展 天才か反逆者か」を再開するほか、事業の選択と集中を進行させた結果、当初見込みに比べて通期影響額は少額に収まる見込みとなっている。

なお、アカツキグループは、全セグメントに占める「ゲーム事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいことから、セグメントごとの記載を省略している。また、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの名称を従来の「モバイルゲーム事業」から「ゲーム事業」へ変更した。

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