CRI・ミドルウェア、ゲーム事業とエンタープライズ事業の好調で営業利益4.5億円 2020年9月期決算

CRI・ミドルウェア

ツーファイブとアールフォース・エンターテインメントが連結に加わったことでゲーム事業は増収増益。エンタープライズ事業では組込み分野が好調。

株式会社CRI・ミドルウェア(以下、CRI・ミドルウェア)は、2020年9月期決算(連結)を11月12日(木)に発表した。当連結会計年度の業績は、売上高23億4973万円(前期比31.7%増)、営業利益4億5718万円(同24.0%増)、経常利益4億5789万円(同23.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3億7374万円(同44.1%増)だった。

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経営成績に関する説明

ゲーム事業
自社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上については、巣ごもり需要もありスマートフォン向けが好調に推移するとともに、海外向けもコンテンツ受託のニーズを取り込んだことで大きく増加した。

子会社の株式会社ウェブテクノロジでは、画像最適化ソリューションを中心に堅調に推移した。

また、株式会社ツーファイブと株式会社アールフォース・エンターテインメントの損益計算書を、それぞれ第1四半期と第4四半期から新しく連結に加えた。

上記の結果、売上高は17億821万円(前期比47.7%増)、セグメント利益は4億3232万円(同24.9%増)となった。

エンタープライズ事業
組込み分野については、ネットワーク組込みシステムの大型案件や音響補正ソリューションの販売が好調だった。

新規分野においては、Web動画ソリューションと動画向けソリューションが好調に推移した。

一方で、医療・ヘルスケア分野は、新型コロナウイルス感染症の影響を吸収しきれず、売上の大半が次期にずれ込んだ。

上記の結果、売上高は6億4152万円(前期比2.2%増)、セグメント利益は2485万円(同11.4%増)だった。

関連サイト

株式会社CRI・ミドルウェア公式サイト
2020年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年9月期決算補足説明資料

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