Unity、写真共有アプリ『スナップチャット』の運営会社スナップ社とパートナーシップを締結

unitu スナップチャット

広告分野で提携することで、Unity Adsの出稿を『スナップチャット』に拡大。アメリカとカナダで開始し、近日中に対象国を拡大。

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社の親会社であるUnityは、アメリカのSnap Inc.(以下、スナップ社)とパートナーシップを組み、Unity Adsのリーチ(出稿)を写真共有アプリ『スナップチャット(Snapchat)』の広告主に拡大、Snap Kitを通じてスナップ社の技術をゲーム開発者に提供することを発表した。

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Unity Adsの報告によると、現在(2020年12月)、モバイルゲームの50%以上がUnityで作られており、グローバルで月間229億以上の広告インプレッション、月間アクティブエンドユーザー数は20億人以上にもなるそうだ。2020年には、モバイル広告の視聴者のコンバージョン頻度が高くなり、インストールコンバージョン率は23%上昇、モバイルゲーマーのアプリインストール数も84%増加しているとのこと。

今回のパートナーシップにより、このモバイルゲームプレイヤーたちにリーチしているUnity Adsが、スナップチャットのSnap Audience Network(以下、SAN)にも含まれるようになり、広告主はスナップチャットの枠をこえて広告をより広げることができるようになるという。

また、Unity Asset StoreにSnap Kitが置かれ、モバイルゲーム開発者はSnap Kitの一部の機能を活用することでゲームプレイやゲームの発見体験が向上できるようになるそうだ。

Unity AdsのSANへの統合は、アメリカとカナダでスタートしているが、近日中に他の国でも利用可能になるとのこと。

Unity Operate Solutions 収益担当バイスプレジデント ジュリー・シューメイカー(Julie Shumaker)氏のコメント
「Unityという会社は、 制作開始段階からゲーム開発・ビジネスのライフサイクルのすべての段階まで、 開発者皆さんを成功に導くというコミットメントの上に成り立っています。今回の提携でスナップ社は、同社の広大な広告主コミュニティをUnityのエコシステムにもたらすと同時に、非常にエンゲージメントの高い価値あるゲームプレイヤー層にリーチすることができます。また、スナップ社によって検証された技術を使用してUnity上でゲーム開発することにより、ゲームパブリッシャーはプレイヤーのソーシャル共有や新しいゲーム発見の可能性を促すことができます。」

スナップ社 パートナーシップ担当VP ベン・シュウェリン(Ben Schwerin)氏のコメント
「スナップチャットは親しい友人とのつながりを維持するためのものですが、友情は会話だけではありません。ゲームは明らかにスナップチャットのユーザーにとっても生活の一部になってきており、スナップチャットの広告キャンペーンを通じて、リテーラーやブランドがUnityの活発なゲームコミュニティにより簡単にアクセスできるようにすることも目指しています。」

関連サイト

Unity公式サイト(海外サイト:英語)

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