コロナ禍でも成長している動画領域に注力して売上を拡大。アド・プロセスでも動画に掲載される広告審査業務に注力して増益。
イー・ガーディアン株式会社(以下、イー・ガーディアン)は、2021年9月期第1四半期決算短信(連結)を2月1日(月)に発表した。当第1四半期連結累計期間における売上高は23億4351万円(前年同期比26.4%増)、営業利益は4億1631万円(同15.9%増)、経常利益は4億5261万円(同20.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億7423万円(同17.6%増)となった。
経営成績に関する説明
ソーシャルサポート
ソーシャルWebサービスなどのインターネットサービスを対象に、投稿監視、カスタマーサポート、風評調査などを提供している。
インターネットサービスは、新型コロナウイルス感染症の影響によるリモートワークの増加や外出自粛で、需要が増えたもの、減少したものなど、大小様々な影響があった。
そのなかで、イー・ガーディアンは、コロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力し、これまでに蓄積したノウハウとAIの活用で高効率を実現し、売上を拡大した。
上記の結果、売上高は11億9951万円(前年同期比70.9%増)となった。
ゲームサポート
ソーシャルゲームを対象に、主にカスタマーサポートや風評調査などを提供している。
新開発のカスタマーサポートシステム「hinagata」によって、メールテンプレートやツールの統合により品質向上と業務効率化を実現し、顧客満足度の向上につとめてきたとのこと。
上記の結果、売上高は5億8657万円(前年同期比9.9%減)となった。
アド・プロセス
アド・プロセスでは、インターネット広告審査業務や運用代行業務を提供している。
成長が続く動画市場において、動画に掲載される広告に対する審査に注力した。
上記の結果、売上高は2億7725万円(前年同期比22.5%増)となった。
サイバーセキュリティ
サイバーセキュリティでは、主にWAFや脆弱性診断を提供している。
株式会社ジェイピー・セキュア(以下、ジェイピー・セキュア)は、100万サイトを超える導入実績があり、国内利用サイト数1位であるソフトウェア型WAFを提供した。
株式会社グレスアベイル(以下、グレスアベイル)においては、国内初のコンテナ型WAFである新開発の「GUARDIAX」の拡販に注力した。
また、脆弱性診断においては、EGセキュアソリューションズ株式会社が、グレスアベイルとジェイピー・セキュアとのグループシナジーを強みに、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指してきた。
上記の結果、売上高は1億4293万円(前年同期比13.8%増)となった。
その他
主にハードウェアに対するデバッグ業務を提供している。
EGテスティングサービス株式会社が、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指している。
上記の結果、売上高は1億3724万円(前年同期比8.4%減)となった。