ボルテージ、主力の日本語女性向けコンテンツ事業に加えて男性向け事業の好調で黒字転換 営業利益1.7億円 2021年6月期第2四半期決算

ボルテージ

日本語女性向けに加えて、男性向けやコンシューマ展開の増加が業績に貢献。売上高増に加えて、賃借料や労務費の減少も利益に貢献。

株式会社ボルテージ(以下、ボルテージ)は、2021年6月期第2四半期決算短信(連結)を2月4日(木)に発表した。当第2四半期連結累計期間における売上は3億52667万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は1億7020万円(前年同期は営業損失1億2465万円)、経常利益は1億5187万円(前年同期は経常損失1億1654万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億3636万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億6008万円)だった。

ボルテージ 決算

経営成績に関する説明

ボルテージグループでは「日本語女性向け」「英語・アジア女性向け」「男性向け」「リアイベ」「電書・動画・コンシューマ」の5区分で事業を運営している。

当第2四半期連結累計期間における売上は、「英語・アジア女性向け」が減少したが、「日本語女性向け」と「男性向け」などが増加したことで売上高が増加した。

費用に関しては、オフィス減床やリース料削減による賃借料の減少、採用抑制に伴う人員減による労務費の減少により、全体として減少した。それにより、利益が黒字転換した。

セグメント毎の業績は以下。

日本語女性向け
「読み物型」「アバター型」「カード型」「声優型」に分類して展開している。「アバター型」「カード型」が増加したことで、売上高は21億5370万円(前年同期比9.6%増)となった。

英語・アジア女性向け
英語・アジア女性向けは、「Love365」「Lovestruck」などを展開しており、主に「Lovestruck」が減少した影響で、売上高は6億2609万円(前年同期比11.8%減)となった。

男性向け
主に『六本木サディスティックナイト』の売上増により、売上高は6億3885万円(前年同期比26.6%増)だった。

リアイベ
イベント・ライツ展開が増加したことで、売上高は7553万円(前年同期比42.1%増)を記録した。

電書・動画・コンシューマ
電書・動画・コンシューマは電子書籍(キスミル、ぼるコミ、OCレーベル)とコンシューマ展開(Nintendo Switch向けコンテンツ)が該当しており、主にコンシューマ展開が増加したことで、売上高は3249万円(前期比121.1%増)という結果になった。

関連サイト

株式会社ボルテージ公式サイト
2021年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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