Cygames、3DCG制作会社「株式会社CySphere」を設立

テレワークをベースにした多様な働き方を導入することで、全国各地から優秀な人材を起用し、高クオリティーの3DCGコンテンツを制作。

株式会社Cygames（以下、Cygames）は、テレワークをベースに、ゲームやアニメなどの3DCGを制作する子会社、株式会社CySphere（サイスフィア　以下、CySphere）を設立したことを発表した。

1月29日（金）に公表された総務省の住民基本台帳に基づく2020年の人口移動報告によると、東京都は7月から6か月連続で転出者が転入者を上回ったことがわかり、コロナ禍におけるテレワーク普及などの影響で、東京一極集中の流れが変わりつつあるという。

Cygamesでは、このような「多様な働き方」に対応するため、テレワークをベースにした制作業務を行なう企業としてCySphereを設立。

CySphereでは、業務上必要な機材をすべて従業員の自宅に配送し、オフィスワークと遜色ない3DCG制作業務の環境を整える体制を確立することで、全国各地から優秀な人材を登用し、ユーザーに高クオリティーの3DCGコンテンツを提供するという。

また、ミッションステートメントとして「最高峰の力を結集する（Join Forces）」「新たな領域へ挑戦する精神を忘れない（New Challenge）」「仕事もプライベートも最高の結果を出す（3DCG + Work Life Integration）」の3つを掲げ、コーポレートビジョン「3DCGで世界中の人々に最高の感動を提供する会社」の実現に向けて活動していくとのこと。

CySphere 代表取締役　伊藤聡氏のコメント
「ゲームはイノベーションの連続からなる産業です。コンシューマー、モバイルに加え、今後も新たなプラットフォームが誕生することでしょう。CySphereは『アート、技術、働き方』など、様々な観点から未来を見据えた挑戦を行い、3DCG分野におけるリーディングカンパニーとなるべく、ゲーム産業の発展に貢献してまいります。」