デジタルハリウッド大学、知的財産の時代に適した教育の拡充を目指す協定書を知的財産研究教育財団と締結

知的財産の時代に適した教育の拡充や、新しい価値を創造する人材の養成などが目的。

デジタルハリウッド大学は、2021年度より国家試験の「知的財産管理技能検定」に関する授業を導入し、知的財産の時代に適した教育の拡充と相互発展を目指して、厚生労働大臣指定試験機関である一般財団法人知的財産研究教育財団(以下、知的財産研究教育財団)と協定書を締結し、調印式を行なったことを発表した。

デジタルハリウッド大学

この協定によって、今後、知的財産に関する知識を有し新しい価値を創造する人材の養成と資質向上を目的とした、講義やセミナーの開催、学生・受講生などの交流、価値デザイン社会の実現に向けた価値デザイン経営の強化・普及のための検討及び評価などを連携して行なっていくとのこと。

また、価値デザイン経営に関する特別講義を6月以降に実施する予定で、第1回講義には、内閣府知的財産戦略推進事務局の小林英司参事官が登壇するそうだ。

講義概要

概要:将来を構想するための思考補助ツールである経営デザインシートと、その背景にある価値デザイン経営の考え方と価値創造メカニズムについて、経営デザインシートの作成を通じて習得する。

カリキュラム(予定)
講義1:INTRODUCTION~価値デザイン社会とは(講師:内閣府知的財産戦略推進事務局 参事官小林英司氏)
「目指すべき社会像としての「価値デザイン社会」、そして、経営デザインシートとは何か ~自分の経営デザインシートを書いてみる~」(仮)
講義2:バックキャスト思考
「企業経営の危機からの再生におけるバックキャスト思考 ~本当にやりたいことからはじめる~」
講義3:クリエイティブと経営デザイン
「オープンイノベーションと経営をデザインするという考え方 ~共感と融合による価値創造~
講義4:企業経営と経営デザイン
「みんな知っているあの企業のイノベーションを経営デザインシートで解説」
講義5:未来を構想する
「シナリオプランニングで見えてくる未来 ~キミはそこでどんな価値を創造するか~」

関連サイト

デジタルハリウッド大学公式サイト