エイチーム、コロナ禍でライフスタイルサポート事業が苦戦 営業利益5.8億円 2021年7月期第3四半期決算

エイチーム

エンターテインメント事業も既存ゲームの売上減少や『FF VII THE FIRST SOLDIER』の開発費で収益減。

株式会社エイチーム(以下、エイチーム)は、2021年7月期第3四半期決算短信(連結)を6月11日(金)に発表した。当第3四半期連結累計期間における売上高は235億900万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は5億8000万円(同44.8%減)、経常利益は7億3300万円(同29.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億8100万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失3億8400万円)だった。

エイチーム 決算

経営成績に関する説明

エンターテインメント事業
2021年7月期第3四半期連結累計期間については、既存ゲームの売上高が減少傾向にあることから、売上は前年同期比で減少した。

セグメント利益については、既存ゲームアプリでは効率的な運用が実現できているが、株式会社スクウェア・エニックスとの共同開発による、グローバル市場を対象としたスマートデバイス向けアプリ『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER(ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー)』の開発費を計上したことから、前年同期比で減少した。

なお、当第3四半期連結会計期間より、グループの一部オフィス解約に伴い、在宅勤務を他部門より大きく推進させたことで、地代家賃が大幅に減少した。

上記の結果、売上高は55億500万円(前年同期比8.9%減)、セグメント利益は3億2200万円(同21.4%減)となった。

ライフスタイルサポート事業
当事業では、2020年7月期より、サブセグメント区分を「デジタルマーケティング支援ビジネス」と「プラットフォームビジネス」の2つに変更し、2021年7月期からは、「プラットフォームビジネス」で展開していたヘルスケア領域のEC(「minorie(ミノリエ)」など)を「その他」に区分した。

2021年7月期第3四半期連結累計期間の売上高については、主に結婚式情報サイト「ハナユメ」が引き続きコロナ禍の影響で、前年同期比で大きく減少したことから、ライフスタイルサポート事業全体で売上が減少した。

セグメント利益に関しては、「ハナユメ」の売上減少に伴う利益の減少に加え、2020年12月に行われたGoogleコアアルゴリズムアップデートによるキャッシング・カードローン総合検索サイト「ナビナビキャッシング」やクレジットカード総合検索サイト「ナビナビクレジットカード」のSEO(検索エンジン最適化)への影響が続き、リスティング広告への投資が増加したことで、全体として減益という結果になった。

上記の結果、売上高は153億3800万円(前年同期比4.9%減)、セグメント利益は10億1200万円(同43.2%減)となった。

EC事業
当四半期連結累計期間は、引き続きオペレーション効率の改善と在庫管理の徹底、品揃えの見直しなどが奏功したことに加え、コロナ禍における「三密」を避ける外出手段として引き続き高い自転車需要が追い風になったことで、前年同期比で売上が増加し、セグメント利益も大幅に改善した。

さらに、繁忙期である当第3四半期連結会計期間において、タレントを起用したマスプロモーションの実施により、過去最高の売上高を記録した。

上記の結果、売上高は26億6400万円(前年同期比20.0%増)、セグメント利益は1億3300万円(前年同期比はセグメント損失5200万円)だった。

関連サイト

株式会社エイチーム公式サイト
2021年7月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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