◆ダンジョンを探索する“ハック＆スラッシュ（ハクスラ）”をスマホでガッツリ
Android向けに9月より展開中の『レジェンドオブマスターオンライン』は、ハクスラ系ゲームの楽しさを手軽に、しかしガッツリと楽しめるMORPGだ。ゲームの舞台は、異界から現れた悪魔がはびこるダークファンタジーの世界。プレイヤーはガーディアン、シーフ、ソーサレス、レンジャーの4つからクラスを選び、ストーリーに沿ったクエストでさまざまなダンジョンを探索していく。
▲ガーディアンとシーフは近接攻撃クラス、ソーサレスとレンジャーは遠距離攻撃クラス。各クラスの性別は固定で、キャラクターを複数作成して使い分けることもできる。
◆リアルタイムマルチプレイにも対応した充実のダンジョン探索
ゲーム中のダンジョンには、ひとり用の「シングルダンジョン」に、最大3人でのリアルタイム協力プレイが楽しめる「マルチダンジョン」、ほかのプレイヤーと対戦できる「PvP(Player vs Player)」、「鍵」アイテムを消費してレアアイテムや強力な敵が出現する特殊ステージに挑む「試練のダンジョン」といった種類があり、自由に選んでプレイできる。ちなみにもうひとつ「レイド」という項目も存在するが、レビューでのプレイ時には挑戦不可能だった。こちらはイベントなどの開催に応じてオープンされることになりそうだ。
▲ダンジョン選択画面。シングルとマルチについては、ストーリーに沿って順番にクエスト（ダンジョン）をクリアすることで、選べるクエストが増えていく。
ダンジョンは、キーアイテムが必要な試練のダンジョンと、対戦相手が必要なPvP以外はいつでも自由に潜り放題！ ソーシャルゲームによくある「ダンジョンに入るために一定の行動ポイントやスタミナが必要」といったプレイを制限する要素は一切なく、時間さえあればいつまでも挑戦し続けられる。
▲ダンジョン内では表示される矢印のナビに従って進めばOK。迷うことなく進むことができる。
◆ダンジョン内のアクションは軽快そのもの！「AUTO」ボタンで自動クリアも！
ダンジョン探索は、バーチャルパッドで移動、攻撃ボタンで各種攻撃アクション、あらかじめ登録した各種スキルボタンにタッチしてスキル発動と、シンプルなアクションRPG形式の操作が採用されている。HPやMPが減ったらセットしておいた回復薬をタッチで使用可能。次々と現れる敵を撃破し、ダンジョンの奥にいるボスを倒せばクエストクリアだ。クラスごとに通常攻撃が異なるので、得意な距離をキープして戦っていこう。
▲出現するモンスターのデザインもオリジナリティ高め。見たこともない不気味な敵がわらわらと襲い掛かってくる。
ちょっと驚かされたのは画面右上にある「AUTO」ボタン。タップすると勝手にキャラが移動や攻撃をしてボスのところまで行ってくれるすぐれものだ。どんな敵に対しても突っ込んでいって通常攻撃を繰り返すだけなので、遠距離攻撃キャラでの乱用はやや危険だが、難易度の低いダンジョンなら一切操作しなくてもクリアできてしまう。道中の移動と通常攻撃はおまかせで、ピンチの時はプレイヤーが操作するといった使いかたをするのがいいだろう。
▲AUTO行動時、スキルの発動や回復薬の使用はプレイヤーがタッチで行なう。向きを細かく合わせる必要があるスキルを使うときはバーチャルパッドで調節しよう。
▲クリア時にアイテムが入った箱を入手できる運試しのダイスタイム。ダイスを振ってランダムで得られるポイントの合計でもらえる箱のグレードがアップする。
◆育成好きなプレイヤーに向けたやり込み育成要素も充実
キャラクターはレベルアップで基礎パラメータが上がり、スキルポイントを消費して使用型のアクティブスキルと、覚えるだけで効果が得られるパッシブスキルを習得する。スキルの種類は150以上もあり、アクティブスキルはゲーム中に入手した「タレントポイント」で特殊な能力を与えてさらに特殊なスキルに強化もできる。つまり覚えるスキルによって同じクラスのキャラクターでも個性が出せるのだ。
さらに装備アイテムも素材を使って攻撃力や防御力を強化したり、スロットに装着する魔法石で装備時の能力を底上げしたりと、育成要素が用意されている。PvPにはランキングも用意されているので、やりこみ派のプレイヤーは自慢のキャラクターを育てて最強の座を目指すのもいいだろう。
▲ダンジョンで手に入れた強力な武器をさらに強化！ 魔法石を装着できるスロットをゲーム内通貨のK-Point（課金購入も可能）で追加もできる。
モンスターの群れを相手にした緊張感あふれるバトルに加えて、強化が可能なスキルやアイテムを活用する自由度の高いキャラクター育成、レアな裝備アイテムを入手していく収集要素と、本格的なハクスラ系ゲームの楽しさがきっちりつめ込まれた本作。短めのプレイ時間やAUTOボタンなど、スマホでの遊びやすさも重視されているので、やりこみ派のゲーマーはもちろん、この手のゲームをプレイしたことのない人にもオススメしたい作品だ。
