◆わー! いきなりものすごい勢いで物語が始まった!
アプリを起動して主人公を選んだらいきなり物語が始まったー! って大抵のアプリは起動すればいきなり物語が始まるんですが、それにしたっていきなり方舟が墜落しているシーンから始まるってなかなかない展開ですよ? なにやら主人公は秘密を抱えている様子……。ものすごい勢いで展開していく物語! つかみはOK! OKです! すっごいストーリーの続きが気になる!
▲いきなり乗っていた方舟が墜落。そもそも方舟とはなんなのかも今はわからない……。ほんと続きが気になるオープニングです。
『どこでもダンジョン』は精霊たちと一緒にダンジョンを進んで謎を解き明かしていくRPGです。ところで冒頭で主人公を選択、と書きましたが、主人公は8種類のビジュアルから選択できます。ちなみに女性5人の男性3人です。ここで突然私個人(妙齢女性)の話をいたしますが、RPGをプレイする場合、大抵男性キャラクターを選ぶことにしております。だってイケメンと旅した方が楽しいじゃん! という単純な理由からなのですが、人によっては自分が女性だから女性を選ぶ、なんて人もいますよね。ここでひとつアドバイスをします。『どこでもダンジョン』ではこの主人公ビジュアル選び、ものっすごく重要です。なぜなら!!
■装備で主人公のビジュアルが替わる!!!!
すっげー! 実際には装備する武器の属性によって主人公のビジュアルが変化するのですが、一枚絵のキャラクタービジュアルが大幅に替わるとびっくりします。なんだか性格まで変わっちゃったような気持ちになるから不思議です。
その武器の属性ですが、技能、精神、物理の3つがあります。この属性は登場する精霊たちにもそれぞれ割り当てられており物理は技能に有利、技能は精神に有利、精神は物理に有利という3すくみの関係になっています。『どこでもダンジョン』では主人公も武器を持って戦うので、主人公と精霊たち、どちらの育成も重要になってきます。
▲上から技能、精神、物理の武器を装備したところです。技能は眉ひとつ動かさずに人を殺すアサシン、精神はちょっと性格の悪い魔法使い、物理はカタブツの騎士ってとこでしょうか!
仲間になる精霊ですが、なんとパーティに6体も組み込むことができます。その上パーティ編成にコストの概念がないので、高いランクの精霊を何体でもパーティにいれることが可能です。育成手段はレベルアップのための合成、同じ精霊同士を掛け合わせてスキルをパワーアップさせる強化、そして最大まで強化した精霊を特定の素材で変化させる進化の3つが用意されています。
▲わーい、スーパーレアゲット! 主人公に選べるキャラクターもかわいいですが、精霊たちもほんとにかわいいです。
◆ぼんやりなんてしてられない! ダンジョンはフリックで進め!
さて気になるダンジョンの中は……というと、ぼんやりしてられないんですよ、これが! なぜなら障害物を避けなければならないからです! 火を噴き出している石像だったり、トゲのついた床だったりを避けるには、タイミングを見計らってフリック操作をする必要があります。私、アクションがあまり得意でないので、初めはちょっとタイミングをつかむのが難しかったのですが、プレイをするうちになんとか避けられるようになってまいりました。
▲石像が右から吐き出す炎を避けるには右から左に画面をフリック! 左右上下のパターンがあります。
▲途中に出現する宝箱が吐き出すコインもタップしないと取れません! ええい、タップタップ!
そして戦闘は、精霊6体と主人公を操作しなければならないので、結構忙しいです。主人公の攻撃は敵をタップするだけ、精霊の攻撃を使うには精霊をタップしたあとに敵をタップ、という形になっています。精霊たちと主人公の攻撃方法が異なる(そして主人公をタップするとターンが終了してしまう)ので初めはちょっぴり混乱しましたが、精霊たちは基本スキルを発動するだけと覚えるとわかりやすいです。1体にひとつのスキルしかありませんから、攻撃だけでなく補助や回復を使うのも精霊をタップするだけなんですね。また精霊たちには行動するまでの時間が設定されており、一気に全員攻撃できるわけではありません。スキルを使うタイミングなどがボス戦では重要になってきます。
▲戦闘ではフレンドの存在も重要になってきます。チャットやコミュニティなどプレイヤー同士が交流できるコミュニティなども用意されているので、新しいお友だちを見つけるのにもいいかもしれません。
▲画面右下のゲージが溜まると精霊の必殺技を発動できます。エフェクトでキャラクターが出てくるのもいいかんじ。
ほかにもプレイヤー同士で対戦できるアリーナや、装備の進化など様々な要素がつめこまれている『どこでもダンジョン』。これは遊びがいがありそうです! 精霊6体を組み込むパーティは試行錯誤のしがいがありますし、ぼんやり進んでいるとダメージを受けてしまうダンジョン、そして謎いっぱいのストーリーの行方はかなり気になります。主人公のグラフィックがもうちょっと増えるとさらにうれしいかも……なんて思ってしまうのは贅沢ってもんですね!
▲ダンジョンに入る前に出現する敵の属性やステージ報酬、推奨レベルなどを教えてくれるのはうれしいですね。細やかなところまで行き届いているゲームです。