ボルテージ、男性向けタイトルの好調と費用抑制で赤字幅を縮小 営業損失2億円 2019年6月期決算

ボルテージ

男性向けタイトルやIP展開の好調も、主力の女性向けタイトルで売上が減少。制作やシステム外注費の減少など各種費用を抑制。

株式会社ボルテージ(以下、ボルテージ)は、2019年6月期決算を8月14日(水)に発表。当期連結経営成績は、売上高71億1900万円(前期比3.7%減)、営業損失1億9800万円、経常損失は億3700万円、親会社株主に帰属する当期純損失3億5500万円となった。

ボルテージ決算

経営成績に関する説明

ボルテージグループは、「日本語女性向け」「英語女性向け」「男性向け」「IP展開」の4区分で事業を運営。

売上については、「男性向け」と「IP展開」が増加したが、「日本語女性向け」と「英語女性向け」が減少したことで減収となった。

経費に関しては、採用抑制等に伴う労務費や、制作、システムにかかわる外注費、オフィス返却などによる賃借料など、費用を抑制したことで赤字幅を大きく縮小した。

以上の結果、売上高は71億1956万円(前期比3.7%減)、営業損失は1億9898万円(前期は営業損失10億4239万円)、経常損失は2億3714万円(同経常損失10億7380万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は3億5598万円(同親会社株主に帰属する当期純損失13億2803万円)となった。

セグメント毎の業績は以下。

ボルテージ

日本語女性向け
主に「アバター型」が減少したことで、売上は減少した。

上記の結果、売上高は44億3170万円(前期比11.1%減)となった。

英語女性向け
「Lovestruck」の売上は増加したが、「Love365」等が減少した。

上記の結果、売上高は16億2064万円(前期比14.5%減)となった。

男性向け
主に「六本木」の売上が大幅に増加したことで大きく伸長した。

上記の結果、売上高は9億5453万円(前期比103.8%増)となった。

IP展開
VR・AR技術を用いたコンテンツや、イベント、グッズ、映像・音楽など、アプリ外でイベントやグッズが増加した。

上記の結果、売上高は1億1266万円(前期比175.7%増)となった。

関連サイト

株式会社ボルテージ公式サイト
2019年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)

ボルテージ