主力IP「機動戦士ガンダム」シリーズをはじめとする既存IPの展開強化や新規IPの創出で連携・連動が狙い。
株式会社バンダイナムコホールディングス(以下、バンナム)は、10月9日に開催した取締役会において、株式会社創通(以下、創通)株式の公開買付けを行なうこと決議したことを発表した。
この公開買付けは、創通を完全子会社化することを目的として行なわれるもので、創通の筆頭株主である那須雄治氏(所有株式数:429万株)と、創通の主要株主第3位のナスコ株式会社(所有株式数:292万株)の両者については、すでに公開買付けに応募をするという応募契約を締結しているとのこと。また、バンナムは公開買付けへの応募が、この両者が持つ所有株式数の総計でもある721万株に満たないときは買付けを行なわないことも発表している。
バンナムは、創通を完全子会社化することで、創通の主力IPである「機動戦士ガンダム」シリーズをはじめとするグローバルな人気を持つIPにおいて、連携強化による事業のスピードアップや拡大を効率的に行なうほか、新規IPの創出においても、互いの事業領域で連携・連動することでシナジーが期待できるとしている。
公開買付けの期間は2019年10月10日~11月25日。買付け価格は1株3100円とのこと。
関連リンク
株式会社バンダイナムコ ホールディングス WEBサイト
株式会社創通WEBサイト
株式会社創通株式に対する公開買い付けの開始に関するお知らせ(PDF)