ギークス、IT人材事業で過去最高の第2四半期売上を記録 営業利益4億円 2020年3月期第2四半期決算

ギークス

ゲーム事業では『アイナナ』や『ツキパラ。』などを受託運営中。動画事業ではxRや3Dホログラムなどの技術を活用したコンテンツを制作。

ギークス株式会社(以下、ギークス)は、2020年3月期第2四半期決算を11月13日(水)に発表した。当期連結累計経営成績は、売上高19億7800万円、営業利益4億1400万円、経常利益4億1500万円、親会社株主に帰属する四半期純利益2億6700万円だった。

ギークス決算 業績サマリー セグメント比較

経営成績に関する説明

ギークスグループは、子会社2社を含む全5事業で構成されており、「IT人材事業」「IT人材育成事業」「ゲーム事業」「動画事業」「インターネット事業」の5つに分類している。
IT人材事業
事業環境の好調が続いており、企業におけるIT人材への需要増加と同時に、政府が主導する「働き方改革」を背景に、新しい個人の働き方が広がりをみせ、ITフリーランスも増加傾向にある。

両者のマッチング機会を最大化するため、ギークスは積極的な広告展開や既存のITフリーランスとの繋がりをより強固にするイベント、AI関連のセミナーの主催などを行なってきた。

上記の結果、売上高は6億2620万円、セグメント利益は3億2937万円となった。

IT事業

IT人材育成事業
合宿型でプログラミングと英語が学べる「エンジニア留学」が大きな特徴。エンジニア留学の認知拡大を目指すとともに、他企業からの学校受託運営などにも注力している。

上記の結果、売上高は1億1218万円、セグメント利益は243万円となった。

留学

ゲーム事業
株式会社バンダイナムコオンラインから受託開発した『アイドリッシュセブン』、株式会社バンダイナムコエンターテインメントと共同開発した『ツキノパラダイス。(ツキパラ。)』などの受託運営を行なっている。

また、第1四半期連結会計期間において受託開発を行なった他社IPによるゲームの新規リリースを行なった。その他、来年度以降の売上に向けた2案件の受託開発を受注た。

上記の結果、売上高は11億4292万円、セグメント利益は2億6018万円となった。

ゲーム事業

動画事業
主にパチンコ・パチスロなどの遊技機系やスマートフォンゲーム・アプリのPVをはじめ、企業のサービスや商品、採用ホームページ用の映像、動画制作を行なっている。

また、新しい取り組みとして、VRやAR、MR、プロジェクションマッピング、3Dホログラムなど、様々な技術を活用した動画コンテンツを制作している。

上記の結果、売上高は6115万円、セグメント利益は988万円となった。

動画事業

インターネット事業
ゴルフ業界向けのインターネットサービスを積極的に進めており、主にゴルファー向けの情報サイト「Gridge」の運営を主軸に、メーカー各社向けに商品記事制作や動画、リアルイベントなどを連動させた販売促進、PR活動の支援を行なっている。

上記の結果、売上高は4056万円、セグメント損失は2255万円となった。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は19億7826万円、営業利益は4億1413万円、経常利益は4億1529万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億6727万円となった。

関連サイト

ギークス株式会社公式サイト
2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月期第2四半期決算説明資料

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