ビーグリー、主力サービス「まんが王国」が8月に過去最高の売上高を記録 営業利益6億円 2019年12月期第3四半期決算

ビーグリー

「まんが王国」ではユーザーのニーズにあわせた施策を複数展開。オルトプラスとの新作ゲーム『RenCa:A/N』はリリースに向けて開発中。

株式会社ビーグリーは、2019年12月期第3四半期決算を11月14日(木)に発表した。当期累計経営成績は、売上高77億4200万円(前年同期比12.1%増)、営業利益6億1400万円(同102.5%増)、経常利益6億1000万円(同116.2%増)、四半期純利益3億6200万円(同114.7%増)だった。

ビーグリー決算

経営成績に関する説明

オリジナルコンテンツの創出や独占先行配信タイトル等による品揃えや編集機能の強化を進めている。また、データ分析やAI活用による作品レコメンド機能の改善やサイト表示の改善など、よりユーザーに長く使い続けられるようサービスの開演も継続的に進めている。

電子書籍ビジネスの主力サービスであるコミック配信サービス「まんが王国」については、累計62作品となるオリジナルコンテンツの配信や独占先行配信作品を含んだオリジナルレーベルの配信等、コンテンツの拡充を推進した。

ユーザーからのニーズが高かった後払い決済を導入し、クレジットカードを保有していない人や利用に抵抗感のある人へのニーズに応えるなど、より手軽に利用してもらえるような改良を行なった。また、これまで積み重ねてきたデータ分析に基づくサービス改善や接客強化の中で各セグメント(顧客属性)にあわせた利用促進施策も複数展開し、サイト活性化につなげている。

複数のオリジナルコンテンツがヒットしたことも重なり、2019年8月に「まんが王国」過去最高売上高を記録、9月には累計ダウンロード数11億冊を突破するなど成長が継続している。

無料マンガアプリ「コミックevery」では、2019年7月に株式会社双葉社のマンガを配信するなど、コンテンツ拡充を推進している。新作から旧作まで幅広くコンテンツを取り揃え、基本無料で読める作品数を1100作品、30,000話以上にまで拡大した。

電子小説サービス「ノベルバ」については、今期中の大幅なコンテンツ拡充に向け対応を進めている。

ゲームビジネスにおいては、株式会社オルトプラスと共同開発中の新作スマートフォン向けRPG『RenCa:A/N(レンカ アルバニグル)』のリリースに向けた開発に注力している他、ファンミーティングの開催や公式WEBラジオの公開といったイベントを展開している。2019年9月末から事前登録を開始し、10月末で事前登録者数5万人を突破した。

新規共同開発案件も進んでおり、プロジェクト参画しているタイトルが複数リリースされた。これにより、2019年8月に月次最高売上高を更新し、当第3四半期の売上高は過去最高を記録した。

以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は77億4275万円(前年同期比12.1%増)、営業利益は6億1425万円(同102.5%増)、経常利益は6億1014万円(同116.2%増)、四半期純利益は3億6299万円(同114.7%増)となった。

関連サイト

株式会社ビーグリー公式サイト
2019年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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